2025年7月以降、高速道路のETC休日割引制度において、三連休が新たに適用除外となります。これにより、従来は対象であった三連休中の通行も割引の対象外となるため、利用者は注意が必要です。
ETC休日割引の概要
ETC休日割引は、土日祝日に地方部の高速道路をETC搭載車で通行する普通車および軽自動車等を対象に、通行料金が30%割引となる制度です。これまで一部の繁忙期を除き、多くの休日に適用されていました。
2025年度からの変更点
2025年度より、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、シルバーウィークに加えて、年間9回ある三連休も休日割引の適用除外日となります。具体的な除外日は以下の通りです。
- 7月19日(土)~21日(月)
- 8月9日(土)~11日(月)
- 9月13日(土)~15日(月)
- 10月11日(土)~13日(月)
- 11月1日(土)~3日(月)
- 11月22日(土)~24日(月)
- 2026年1月10日(土)~12日(月)
- 2月21日(土)~23日(月)
- 3月20日(土)~22日(月)
これらの日程では、ETC休日割引が適用されませんので、ご注意ください。
適用除外の背景
この変更は、観光需要の平準化や交通分散を目的とした政府の方針に基づいています。特定の休日に交通が集中することによる渋滞や混雑を緩和し、快適な道路利用を促進するための措置です。
他の割引制度の活用
休日割引が適用されない日でも、深夜割引や平日朝夕割引など、他の割引制度は引き続き利用可能です。特に深夜割引は、全日0時~4時に通行する場合に30%の割引が適用されます。
まとめ
2025年7月以降、三連休を含む特定の休日においてETC休日割引が適用されなくなります。旅行や帰省の計画を立てる際は、割引の適用日を事前に確認し、他の割引制度の活用や時間帯の調整を検討することで、効率的な移動が可能となります。


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