飛行機にバッテリーを持ち込む際の基本ルール
飛行機に乗る際、仕事でビデオカメラやモバイルバッテリーなどの電子機器を持ち込む必要がある方も多いでしょう。バッテリーの持ち込みには航空会社や国際規定によるルールがあるため、事前に確認することが大切です。ここでは、一般的なバッテリーの持ち込みルールを紹介します。
機内に持ち込めるバッテリーの種類と容量
飛行機に持ち込めるバッテリーは、リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池などの携帯電子機器用バッテリーが含まれます。以下のポイントに注意してください。
- 容量制限：1つのバッテリーあたり100Wh（ワット時）以下のものは基本的に制限なく持ち込めます。これに該当するのは、通常のスマートフォンや小型のビデオカメラのバッテリーです。
- 個数制限：100Whを超え160Wh以下のバッテリーは、予備バッテリーとして2個まで持ち込み可能です。100Wh以下のバッテリーに関しては個数制限がない場合が多いですが、航空会社によって異なる場合があるため、確認が必要です。
- 預け荷物での持ち込み：リチウムイオンバッテリーは、原則として預け荷物には入れられません。必ず機内持ち込み手荷物に入れてください。
持ち込む際の注意点
バッテリーを持ち込む際には、ショート防止のため端子を保護することが求められます。テープで端子部分を覆う、専用のケースに入れるなどの対策を行いましょう。また、予備バッテリーは個別に保護された状態で持ち込む必要があります。
具体例：ビデオカメラと予備バッテリーの持ち込み
例えば、ビデオカメラ1台とそれに取り付けられた4200mAhのバッテリー、さらに予備の2000mAhバッテリー5個、スマホ用の10000mAhのモバイルバッテリー1台を持ち込む場合、全てのバッテリーが100Wh以下であれば基本的に機内持ち込み可能です。合計個数や容量を確認し、航空会社のガイドラインに従って持ち込みましょう。
まとめ
飛行機に持ち込めるバッテリーのルールは、容量と個数の制限がポイントとなります。持ち込み予定のバッテリーが基準を満たしているか確認し、安全対策をしっかりと行うことで、安心して搭乗することができます。詳細は利用する航空会社の公式サイトで確認することをおすすめします。
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