初めてフェリーに乗る際、長時間の乗船が不安で船酔いが心配になることもあるでしょう。特に、太平洋フェリーやさんふらわあなど、長時間の航路では揺れが気になるかもしれません。本記事では、船酔いが心配な方におすすめの航路や、船酔い対策について詳しく解説します。
船酔いしにくい航路の選び方:太平洋フェリー vs さんふらわあ
船酔いが心配な場合、乗船時間が短い航路を選ぶのは効果的です。太平洋フェリー「いしかり」(苫小牧→名古屋)の40時間航路は長く、乗船時間が約19時間の「さんふらわあ さっぽろ」(苫小牧→大洗)に比べると揺れや船酔いのリスクが高まる可能性があります。
航路を短縮し、その後の移動を陸路に切り替えることで船酔いのリスクを軽減できるため、「さんふらわあ」利用と大洗からの電車移動のルートは、船酔いが気になる方にとって妥当な選択です。
船の種類による揺れ方の違いについて
一般的に、船の大きさや構造が揺れ方に影響します。太平洋フェリー「いしかり」は大型船で揺れが抑えられやすい設計ですが、乗船時間が長いため、天候や海況の影響を受けやすくなります。一方、「さんふらわあ さっぽろ」も大型フェリーですが、航路が短いため、船酔いが気になる場合はこちらの方がリスクを抑えられるでしょう。
特に太平洋を横断する際の航路は海のうねりが大きくなる傾向があるため、短距離で移動したい場合はさんふらわあが向いているといえます。
船酔い対策:乗船前と乗船中の準備
船酔いを防ぐためには、酔い止め薬の服用や、船内での位置取りが重要です。酔い止め薬は乗船の30分〜1時間前に服用し、効果を十分に発揮させましょう。
また、船内ではできるだけ船の中心部分、低い階層に位置する場所を選ぶと揺れが軽減されやすいです。外の景色を眺めることで視覚から平衡感覚を安定させ、船酔いを抑える方法もおすすめです。
下船後に発症する「下船病」について
下船後にふらつきやめまいを感じる「下船病」も一部の方が経験しますが、通常数時間から数日で収まります。十分な休息と水分補給を心がけることで、症状を軽減できます。
また、過去に下船後のめまいが続いた経験がある方は、乗船前に医師に相談し、予防法についてアドバイスを受けることも一つの手です。
まとめ:船酔い対策をしっかり行い、安心してフェリー旅行を楽しむ
フェリーでの旅行は特別な体験ですが、船酔いが心配な場合は乗船時間や航路選びが重要です。乗船時間の短縮や酔い止め薬の活用に加え、船の揺れにくい場所を選ぶことで、快適に旅を楽しめるでしょう。
また、下船後の体調管理も考慮し、フェリー旅行の楽しさを存分に味わってください。
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