国内線の機内持ち込み手荷物における液体物の制限について

飛行機、空港

国内線を利用する際、機内持ち込みの荷物に液体物の制限があるのか、不安に思う方も多いでしょう。国際線では液体の持ち込み制限がありますが、国内線ではルールが異なります。本記事では、国内線の機内持ち込みにおける液体物の制限について詳しく解説します。

国内線の液体物持ち込みルール

国内線では、国際線のように液体物の容量制限や透明な袋(ジッパーバッグ)への収納義務はありません。そのため、基本的には液体物をそのまま持ち込むことが可能です。

ただし、以下の点には注意が必要です。

  • 飲料や化粧品類はそのまま持ち込める
  • ガラス瓶やスプレー缶などは破損や噴射防止のために適切な梱包をする
  • 一部の危険物(可燃性の液体、エアゾールなど)は持ち込み制限がある

機内持ち込み可能な化粧品・日用品

① ファンデーション・乳液・化粧水

ファンデーションや乳液、化粧水などの液体化粧品は、そのままキャリーケースに入れて持ち込むことが可能です。容量制限もないため、小分けにする必要はありません。

② スプレー類(ヘアスプレー・制汗スプレーなど)

スプレー類も持ち込み可能ですが、可燃性のものは制限される場合があります。JALやANAでは「エアゾール製品は1人あたり2kgまたは2Lまで」と制限されています。

③ 香水・オイル

香水やオイルも持ち込めますが、破損しないように注意が必要です。特にガラス瓶入りのものは、機内での衝撃で割れる可能性があるため、プチプチなどで包むと安心です。

国内線で持ち込み禁止の液体物

国内線でも、危険物とみなされる液体は持ち込めません。具体的には以下のようなものが該当します。

  • 可燃性の高い液体(ライター用燃料、ペイント類)
  • 高圧ガスを含むスプレー(工業用スプレーなど)
  • 液体のバッテリー(一部の電動工具用バッテリーなど)

これらは手荷物としても預け荷物としても禁止されているため、事前に確認しましょう。

預け荷物に液体物を入れる場合の注意点

預け荷物に液体物を入れる場合、次の点に気をつけましょう。

  • 機内の気圧変化でボトルが破損することがあるため、しっかり密閉する
  • 化粧水や香水の瓶は割れやすいため、衣類などで包んで保護する
  • 飲料類(お酒など)は預けることが可能。ただし、アルコール度数が高いものは制限がある

まとめ

国内線では、国際線のような液体物の厳しい制限はありません。ファンデーションや化粧水などの化粧品類はそのまま持ち込めます。ただし、スプレー類には容量制限があるため、事前に確認するのが安心です。

また、預け荷物に入れる場合は破損や漏れに注意して梱包するようにしましょう。

国内線のルールを理解し、快適なフライトをお楽しみください!

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