台風や強風、事故の影響でカーブミラー(道路反射鏡)の向きが変わってしまうことがあります。そのままでは視認性が悪く、交通安全の妨げになることも。ですが、勝手に直しても問題ないのでしょうか?本記事では、正しい対応方法について解説します。
カーブミラーは誰が管理しているのか?
カーブミラーは自治体(市区町村や都道府県)、または道路管理者が設置・管理しています。例えば、市道にあるカーブミラーは市役所、国道にあるものは国土交通省や都道府県が管理していることが多いです。
勝手にカーブミラーを直してもいいのか?
カーブミラーを個人で勝手に調整することはNGです。以下の理由から、管理者に連絡して対応してもらう必要があります。
- カーブミラーは交通安全施設の一部であり、自治体が設置・管理しているため。
- 勝手に触ることでミラーが破損した場合、損害賠償の責任が発生する可能性があるため。
- 調整ミスによって新たな危険を生じさせる恐れがあるため。
カーブミラーのずれを発見した場合の正しい対処法
カーブミラーが向きを変えてしまっている場合、以下の方法で対応しましょう。
- 自治体や道路管理者に連絡する
- 通報する際のポイント
- カーブミラーの設置場所(住所や近くの目印)
- どのようにズレているか(向きが変わっている、見えづらい など)
- 発生した原因が分かる場合はその内容(台風、事故 など)
- 応急処置として注意喚起を行う
市区町村の役所、または道路管理事務所に連絡します。多くの自治体では「道路不具合通報システム」や「まちの安全に関する窓口」があり、電話やインターネットで報告できます。
連絡する際には、以下の情報を伝えるとスムーズです。
もし、カーブミラーの向きが変わったことで明らかに危険な場合、近隣の住民や通行者に注意を促すことも大切です。例えば、「ミラーが見えにくくなっているので注意」と声をかけることで、事故を未然に防げることがあります。
カーブミラーの設置や修理にはどれくらい時間がかかる?
自治体によりますが、通報から数日〜1週間程度で対応されることが多いです。ただし、大規模な台風や災害後は対応が遅れる場合もあります。自治体の対応が遅い場合は、再度問い合わせをしてみましょう。
まとめ
カーブミラーの向きが変わってしまった場合、勝手に調整せず、自治体や道路管理者に連絡することが最も適切な対処法です。適切な方法で報告すれば、安全な交通環境を維持することができます。
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