Googleマップで道路を表示すると、高速道路(有料道路)と一般道(国道など)が重なっているように見えることがあります。さらにストリートビューで拡大すると2本の線が表示され、どちらが高速道路なのか、一般道なのか区別しづらいこともあります。
Googleマップにおける高速道路と一般道の表示ルール
Googleマップでは、道路の種類ごとに異なるデザインで表記されています。
高速道路の特徴
- 通常緑色の背景に白い文字で高速道路名が表示される
- 道路自体はオレンジ色または黄色の線で描かれることが多い
- ナビゲーション時には、青色でルートが表示される
一般道の特徴
- 国道は青色の盾型マーク(国道番号)で表示
- 主要地方道・一般道は白い背景に黒文字で番号が記載
- 道路の線は灰色や白色で描かれる
高速道路と一般道が重なる場合の表示
都市部では高速道路と一般道が上下に重なっている場所が多く、Googleマップでは立体交差として区別されています。
拡大すると見えてくる2本の線の意味
ストリートビューなどで拡大すると、以下のように見えます。
- 基本的に上側の線が高架道路(高速道路や高架橋)
- 下側の線が地上の一般道
例外的に、Googleマップのデータ更新状況によって、位置がずれて表示される場合もあります。
センターライン側が高速道路というルールはある?
一般的に、Googleマップではセンターライン側(中央寄り)が高速道路になることが多いですが、これは絶対的なルールではありません。
都市部では、ジャンクション(JCT)やインターチェンジ(IC)の影響で、高速道路が外側に配置されることもあります。
具体例|日本国内の重複表示エリア
以下のような場所では、Googleマップ上で高速道路と一般道が重なって見えることがあります。
① 首都高速と一般道(東京都)
東京都心では、首都高速道路が一般道の上を走るケースが多く、Googleマップでも上下で表示されます。
例えば、「首都高速3号渋谷線」と「玉川通り(国道246号)」は並行しているため、マップ上では重なって見えます。
② 阪神高速と一般道(大阪)
大阪では、阪神高速1号環状線が市街地の上を走っているため、Googleマップ上で立体的に重なって表示されます。
③ 名古屋高速と一般道(名古屋)
名古屋では、名古屋高速道路が一般道と平行している場所が多く、拡大すると2本の線が見えます。
高速道路と一般道を見分けるコツ
Googleマップ上でどちらが高速道路なのかを見分けるには、以下の方法を試してみてください。
① ナビゲーションモードを利用する
Googleマップのナビゲーション機能を利用すると、高速道路が青いラインで示されるため、一般道と区別しやすくなります。
② ストリートビューで確認
ストリートビューを活用すると、高速道路の標識(ETCゲートやICの案内)を確認でき、より明確に区別できます。
③ 3Dビューで立体的に見る
スマホアプリやPC版Googleマップの3D表示機能を使うと、道路の高低差がわかりやすくなります。
まとめ|Googleマップで高速道路と一般道を見分けるポイント
Googleマップでは、高速道路と一般道が重なる場所では立体的な表示が採用されており、拡大すると2本の線が見えてくることがあります。
- 基本的には上側の線が高速道路
- センターライン側が高速とは限らない
- ナビゲーションモードを活用すると区別しやすい
- ストリートビューや3Dビューを使うとより明確になる
Googleマップを活用する際は、これらのポイントを意識すると、より正確に道路を把握できます。
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