ベトナムでの16日間の工事業務にビザは必要？ビジネス渡航のポイント

ベトナムへ16日間、設備工事の業務で渡航する場合、ビザの取得が必要かどうか気になる方も多いでしょう。観光目的では15日以内の滞在ならビザ免除の制度がありますが、仕事での渡航には異なるルールが適用されます。本記事では、ビジネス渡航におけるビザの必要性について詳しく解説します。

ベトナムのビザ免除制度の概要

日本国籍を持つ方は、観光目的でベトナムへ入国する場合、15日以内の滞在であればビザ不要です。しかし、以下の条件を満たす必要があります。

この条件を満たせば、観光目的であればビザなしでの入国が可能です。

今回のケースでは設備工事という明確な業務目的があり、先方の会社から支払いが発生するとのことです。このような場合、観光ビザやビザ免除での入国は認められず、適切なビザの取得が必要となります。

工事業務を行う場合、以下のいずれかのビザが必要になります。

今回のケースでは、短期間の業務渡航であり、現地企業との取引があるため、DNビザが適している可能性が高いです。

ベトナムの業務ビザ（DNビザ）を取得するには、以下の手順が必要です。

現地の取引先企業に依頼し、ベトナム入国管理局に招聘状（インビテーションレター）を申請してもらいます。これがビザ申請の必須書類となります。

招聘状を受け取ったら、在日ベトナム大使館または領事館でビザを申請します。通常、以下の書類が必要です。

申請から取得までの期間は数日～1週間程度かかることが一般的です。

業務目的であるにも関わらず、ビザなしで入国した場合、以下のリスクが発生します。

このようなリスクを避けるため、必ず適切なビザを取得してから渡航しましょう。

ビジネス渡航の際は、事前にしっかりと準備を整えて、安心して業務を行いましょう。