西鉄バスに乗車した際、車内前方に設置されている銀色の箱に「くずもの入れ」と書かれているのを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、その箱にゴミを捨ててよいのか迷う方も少なくありません。今回は、この「くずもの入れ」の正しい使い方や注意点について詳しく解説します。
「くずもの入れ」とは何か?
西鉄バスに設置されている「くずもの入れ」は、基本的に車内で発生した小さなゴミを一時的に処理するための簡易ゴミ箱として設置されています。ただし、その利用にはいくつかのルールとマナーが存在します。
具体的には、チケットの半券や、飲食で発生した小さな包装紙、レシートなどが対象です。ペットボトルや弁当の空き容器など大きなゴミを入れる目的ではありません。
なぜ「くずもの入れ」が空っぽなことが多いのか?
乗客からは「いつも空っぽだけど使っていいの?」という声もあります。これは、多くの乗客が「本当に使っていいのか?」と遠慮していることや、バス会社が清掃をこまめに行っているためとも考えられます。
また、公共交通機関内では基本的にゴミを持ち帰るのがマナーとされているため、あえて使用しない人も多くいます。
「くずもの入れ」を使ってよいゴミ・使ってはいけないゴミ
使ってよいゴミ | 使ってはいけないゴミ |
---|---|
切符・レシート・小さな包装紙 | 弁当の空容器・ペットボトル・缶・タバコの吸殻 |
ガムの包み紙 | 液体の残った飲み物 |
上記のように、小さな紙くず程度であればマナーの範囲内で使用可能です。ただし、他の乗客の迷惑になるような臭い・大きさのあるゴミは避けましょう。
ゴミは基本的に持ち帰るのがマナー
バス車内は共有空間です。そのため、自分が持ち込んだゴミは持ち帰るのが理想です。たとえ「くずもの入れ」があっても、それは緊急時のための最低限の設備と考えましょう。
最近ではマナー向上の一環として「ゴミは各自お持ち帰りください」というアナウンスがされるバスもあります。そうした姿勢を見習い、自分だけでなく次に使う人への配慮も忘れないようにしましょう。
まとめ:使い方を知って快適なバス利用を
西鉄バスの「くずもの入れ」は、小さな紙くずなどを捨てるために設置されていますが、あくまで緊急用です。大きなゴミや臭いの強いものを捨てることは控え、基本的には持ち帰ることを心がけましょう。
バス内のマナーを守り、他の乗客に不快な思いをさせないようにすることが、快適な公共交通の利用につながります。
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