海外一人旅でダブルベッド2台の部屋を予約しても料金はどうなる？知っておきたいホテル予約の基本

海外旅行で一人旅を計画していると、宿泊先の部屋タイプや料金設定に不安を感じることもあるでしょう。特に「ダブルベッド2台の部屋を一人で予約すると、二人分の料金になるのでは？」という疑問を持つ方は少なくありません。本記事では、こうしたケースでの料金の考え方や、予約時に気をつけるポイントについて解説します。

基本は「1室あたりの料金」で設定されている

海外の多くのホテルでは、宿泊料金は1名単位ではなく、1部屋あたりの料金で設定されています。つまり、部屋に何人泊まるかではなく、どの部屋を使うかによって料金が決まります。

例えば、ダブルベッドが2台ある「ツインルーム」や「ダブルダブルルーム（アメリカで多い表記）」を一人で使ったとしても、一人分の料金で宿泊できることがほとんどです。追加料金がかかるのは、2人以上で利用した場合や朝食などのオプションが追加された場合です。

ベッド数が多い部屋＝高額とは限らない

ダブルベッド2台の部屋を予約したからといって、必ずしも料金が高くなるわけではありません。多くのホテルでは、同じ広さ・グレードの部屋でベッドの数が違うだけで、料金に大きな差はないことが多いです。

例えば、以下のような例があります。

このように、ベッドが2台あっても、追加料金がかからない例は珍しくありません。

予約サイトやホテルごとに異なるルールに注意

ただし、すべてのホテルが一律ではありません。一部の高級ホテルやリゾート、あるいはヨーロッパの都市部のホテルでは、人数ごとに課金されるシステムを取っている場合もあります。そのため、予約時には以下の点を確認することが大切です。

• 予約ページで「一人利用」になっているか
• 「追加ゲスト料金」が設定されていないか
• ホテルの利用規約に「ベッド数による料金差」が明記されていないか

英語サイトでは「Rate per room（部屋単位の料金）」「Rate per person（人数単位の料金）」などの表記にも注目しましょう。

一人旅でも快適に過ごせる部屋を選ぶコツ

ベッドが2台ある部屋を一人で使うのは、贅沢で快適な選択でもあります。荷物を置くスペースが増えたり、疲れたらベッドを替えて眠れるといったメリットも。

また、一人旅で宿泊する場合、セキュリティや周囲の騒音対策として、上階やエレベーターから離れた部屋をリクエストするのもおすすめです。

まとめ：ベッドの数と料金は必ずしも比例しない

海外旅行で一人旅をする際に、ダブルベッド2台の部屋を予約しても、追加料金が発生するケースは少ないです。予約時に「1名利用」の設定であれば安心して予約して問題ありません。

不安な場合は、予約サイトやホテルに直接確認するのが確実です。安心して海外一人旅を楽しむためにも、宿泊条件をしっかり確認してから予約しましょう。