愛知県小牧市から大阪市天王寺区まで、車で移動したいと考えたとき、「できるだけ安く、でも3時間以内に着きたい」と思う方は多いのではないでしょうか。今回は、高速道路の利用を最小限にしつつ、効率的に天王寺まで行ける現実的なルートと、費用を抑えるコツを紹介します。
基本ルートの選択肢と所要時間
小牧から天王寺までの距離は約170km〜190km程度。高速道路をフル利用すれば、約2時間30分〜3時間で到着可能ですが、高速代が片道で約4,500〜5,000円ほどかかることもあります。
そのため、一部下道(国道)を活用することで高速代を抑えるのが現実的です。
おすすめルート①:名阪国道ルート(コスパ重視)
このルートは、多くのドライバーに愛されている「無料高速」こと名阪国道を利用するルートです。
- 小牧ICから名神高速に入り、一宮JCTから東名阪自動車道を経由して亀山ICへ。
- 亀山ICからは名阪国道(国道25号バイパス)を利用。
- 天理ICあたりで西名阪自動車道へ乗り継ぎ、松原JCTから阪神高速14号松原線で天王寺へ。
このルートのメリットは、名阪国道が無料区間であるため、全体の高速料金が3,000円前後に抑えられる点です。所要時間は道路状況にもよりますが、約3時間で到着できます。
おすすめルート②:国道1号線を活用した節約ルート
さらに節約を重視するなら、一部の区間を完全に下道(一般道)に切り替えるという手もあります。
- 小牧から国道41号や国道19号を経由して名古屋市内へ。
- その後、国道1号線で四日市・鈴鹿・亀山を通過。
- 亀山から名阪国道、天理から西名阪道へ合流。
高速道路の使用は最小限になるため、高速代は片道2,000円以内に収まることもあります。ただし、所要時間は交通状況により最大3時間半ほどになる可能性もあるため、時間に余裕がある場合におすすめです。
深夜・早朝の移動でETC割引を活用
ETCを利用している方であれば、深夜割引(午前0〜4時)や休日割引を活用することで、高速料金を2〜3割程度安くすることができます。
例:名神高速と西名阪道をフル利用した場合でも、通常4,500円のところをETC深夜割引で3,000円前後まで抑えることが可能です。
特に、日曜の早朝出発や夜の移動であれば、渋滞も少なく時間短縮にもつながります。
ガソリン代と全体コストを試算
車種にもよりますが、燃費15km/Lの車で片道180km走行した場合、ガソリン代は約2,000〜2,500円程度です(ガソリン価格170円/L換算)。
高速代を抑えつつ走行すれば、片道合計4,500〜6,000円程度での移動が可能です。2人以上で移動する場合は、公共交通機関よりもコスパが良い場合もあります。
まとめ
小牧から天王寺まで車で移動する場合、高速代を抑えたいなら名阪国道ルートが断然おすすめです。名神・東名阪の一部区間と名阪国道を組み合わせることで、コストを抑えながら約3時間の移動が実現できます。
ETC割引や深夜・早朝移動を活用すれば、さらに節約も可能。人数が多い場合は、車移動が最もコストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。
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