タクシードライバーという仕事は、未経験からでも始められる一方で、「本当に稼げるのか?」と疑問に感じる方も多いはず。特に東京都内では「月収40〜60万円可能」といった求人広告も見かけますが、その実態はどうなのでしょうか?今回は、日本交通・三和交通を含む都内の主要タクシー会社で働く現役ドライバーの収入実例と、収入に差が出る要因について詳しく解説します。
都内タクシードライバーの平均月収の目安
東京都内のタクシー運転手の月収は、概ね25万〜60万円の間で幅があります。
国交省の統計によると、都内のタクシー運転者の平均年収は約400〜500万円程度。月収に換算すると30〜40万円台がボリュームゾーンです。ただし、トップ層(売上上位2〜3割)になると月60万円超えも現実的です。
また、業界特有の「歩合制」により、稼働日数や働き方によって大きく変動します。
収入に影響する主な要素
- 出勤形態:隔日勤務(月12〜13日)でもフル稼働すれば高収入可
- 会社の配車システム:アプリ配車が強い会社は稼ぎやすい
- 営業スタイル:流し営業、駅付け、無線待機などの比率
- 地理・接客・ピーク時間の理解:売上を大きく左右する
同じ会社でも、努力と戦略次第で月収20万円台から60万円以上までの差が出るのがこの業界の特徴です。
日本交通と三和交通、それぞれの傾向と実例
日本交通(にっこう)は都内最大手の一つで、アプリ配車や法人契約による売上が高いのが強み。入社1〜2年で月収40万円以上のドライバーも多数。
一例:
・30代男性/2年目/月収42〜48万円(隔日勤務)
・50代男性/5年目/月収55万円超(月13乗務)
三和交通は独立色が強く、乗務員の自由度が比較的高い会社。配車アプリ利用や観光タクシー・イベントタクシー(忍者・お化け屋敷等)の企画で独自の営業機会を創出。
一例:
・40代男性/3年目/月収35〜45万円(平均12乗務)
・20代女性/1年目/月収32万円(研修明けから順調に稼働)
どちらも新人保証制度(最大3〜6ヶ月)を導入しており、最初から月収30万円前後を得られる環境が整っています。
「月収60万円確実」の真相と注意点
求人でよく見る「月収40〜60万円確実」という文言は、“条件が揃えば達成可能”な水準を示しています。これは誇張ではないものの、全員が必ず到達できる保証ではありません。
高収入を得ているドライバーに共通するのは以下のような特徴。
- 勤務中の無駄時間を極力減らしている
- 雨天・繁忙期など稼げる日を逃さない
- アプリ配車や都心の地理に精通している
- 接客・安全運転・清掃など総合的に評価が高い
逆に、勤務時間を短縮したり、営業エリアが限られると月収25〜30万円前後に落ち着くケースもあります。
これからタクシー業界に入る人へのアドバイス
未経験者でも稼げる可能性はありますが、「楽して稼げる仕事」ではないことを理解しておく必要があります。体調管理・時間配分・地理知識・接客スキルのどれも重要です。
また、会社選びも重要で、教育体制・新人支援制度・アプリ導入状況などを比較してから入社を検討しましょう。
説明会や体験乗務を実施している会社も多いので、入社前に実際の現場を見ることが高収入への第一歩になります。
まとめ:都内タクシードライバーの収入は「上限も下限も自分次第」
都内のタクシードライバーの月収は、平均30〜45万円、上位層で60万円以上も可能というのが実態です。日本交通や三和交通など大手企業では、配車アプリ・研修制度・乗務支援の充実により、未経験でも比較的早く安定収入を目指せる環境が整っています。
ただし、収入の差は大きく、成功の鍵は「継続的な努力」と「稼げるスタイルを身につけること」。入社を検討している方は、会社説明会や現場の声を積極的に集め、実情を見極めることをおすすめします。


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