フェリー旅で人気の名門大洋フェリーでは、自動車と一緒に乗船するプランが充実しています。中でも「軽自動車+ドライバー込み」の料金はお得感があり、関西〜九州間を快適に移動したい方にとって魅力的な選択肢です。本記事では、乗用車3m以下のC期間料金を基準に、エコノミーから「ファーストJ」へ等級をアップグレードした場合の金額の計算方法について詳しく解説します。
基本運賃:C期間における軽自動車(3m以下)+ドライバーのセット
名門大洋フェリーの公式料金表によると、C期間において「軽自動車(全長3m以下)+運転手1名(エコノミー利用)」のセット料金は18,590円です。
この金額は、車両運賃+ドライバー1名分のエコノミー客室利用料がすでに含まれているパッケージ料金です。
よって、ドライバーが等級を上げて「ファーストJ」など上位の客室を選ぶ場合には、その差額分を別途加算する形になります。
ファーストJなど上位等級の追加料金の考え方
名門大洋フェリーでは、客室等級を変更する場合の追加料金は「等級差額」を基準に計算されます。エコノミーからファーストJに変更する場合、C期間の等級差額は目安として以下の通りです(実際の価格は船・時期・予約状況によって異なります)。
| 等級 | エコノミーとの差額(C期間) |
|---|---|
| ファーストJ | +1,600円程度 |
| ファーストS | +2,200円程度 |
| デラックス | +3,800円程度 |
つまり、ファーストJに変更する場合は、基本の18,590円に+1,600円(目安)を加算して「20,190円程度」が支払額になります。
なお、等級アップによってベッドスペースが広くなったり、静かな環境で過ごせたりするメリットがあります。
公式サイトでの料金シミュレーションのすすめ
実際の金額は、名門大洋フェリーの公式予約サイトにて、日時や車両サイズ、人数、客室等級を入力することで、リアルタイムにシミュレーション可能です。
予約時点でのキャンペーンやWEB割引が適用されるケースもあり、同じ区間でも金額に差が出る可能性があるため、事前の確認がおすすめです。
また、複数人で乗船する場合は、同乗者の等級や人数ごとの料金も別途計算されます。
アップグレードのメリットと注意点
「ファーストJ」へのアップグレードで得られるメリットは次の通りです。
- リクライニングシートからベッドタイプへ:しっかり横になって休める
- 静かな専用空間:夜間航行でも快適に睡眠がとれる
- トイレ・洗面所が近い:利便性が高い
一方で、客室等級によっては早めに満室になることもあるため、早期予約を心がけるのがポイントです。
繁忙期や連休中はC期間以外(AまたはB期間)となり、料金も変動しますので、旅行日程を調整できる場合はC期間を狙うのが賢明です。
まとめ:基本料金に差額を加えるだけでOK、公式サイトでの確認が安心
名門大洋フェリーに軽自動車で乗船する場合、ドライバー込みエコノミーの基本料金に、客室等級を上げる場合はその差額を加算する形で料金を算出します。
ファーストJであれば、18,590円+約1,600円=20,190円(目安)となり、費用に見合う快適な船旅が楽しめます。料金は時期や空席状況で変わるため、正確な確認は公式サイトのシミュレーターを活用しましょう。

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