通勤や通学で岐阜バスを利用している方の中には、定期券でカバーされない区間まで乗車することもあるでしょう。そんなときに気になるのが「定期券の範囲を超えた区間の料金はどうなるのか?」という点です。この記事では、定期券を持ったまま定期範囲外まで乗車した場合の運賃計算やICカードとの併用について、実例を交えてわかりやすく解説します。
岐阜バスの定期券とは?基本ルールをおさらい
岐阜バスの定期券は、購入時に指定した2つのバス停間(例:バス停①〜バス停②)の区間内であれば、何度でも自由に乗降可能です。ただし、定期券の範囲外のバス停で乗降する場合は、超過分の運賃が別途必要です。
なお、ICカード(ayucaなど)と組み合わせて使う場合には、定期区間を超える部分に関してはICカード残高から自動で差し引かれる仕組みとなっています。
定期券の範囲外に乗り越えた場合の運賃精算方法
たとえば、以下のようなケースを想定してみましょう。
- 定期券の区間:バス停①〜バス停②
- 実際の乗車:バス停①から乗車し、バス停③で下車(バス停②を通過)
この場合、バス会社側では「定期券で②まではカバー済み」と認識されるため、②〜③間の運賃のみICカードから引き落とされます。
これは、バスに乗車した際にICカードをタッチすることで乗車バス停を記録し、下車時にもタッチすることで降車バス停が記録され、定期区間を超えた部分の運賃のみを精算する仕組みになっているからです。
定期券+ICカード併用時の注意点
ICカードを併用する際には、以下の点に注意しましょう。
- 乗車・降車の際に必ずICカードをタッチする
- 残高不足にならないよう事前にチャージしておく
- 現金ではなくICカードでの精算を推奨(自動計算のため)
もし残高が不足していた場合は、運転士に申し出て現金で差額を支払うことも可能ですが、スムーズな運賃処理のためにもICカードの活用が便利です。
実例で見る:よくある誤解とトラブル事例
ある学生の例では、バス停①〜②の区間で通学定期を持っていましたが、用事がありバス停③まで乗車。ICカードにチャージしていたため、②〜③の運賃130円のみが自動で引き落とされました。
一方、別の利用者がICカードを忘れて乗車し、運転士に現金で全額支払ってしまうケースも。定期券を提示すれば②までの運賃は不要ですので、このようなミスにも注意しましょう。
まとめ:定期範囲外の乗車はIC併用でスムーズ精算
岐阜バスでは、定期券の範囲を超えても、ICカードを併用することで追加料金だけを自動で支払うことが可能です。ICカードを活用し、定期券の利便性を最大限に引き出して、安心してバスを利用しましょう。


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