パスポートの写真は本人確認の最重要項目です。しかし、スマホアプリなどで加工された写真を使って申請し、受理されてしまったという事例も実際に存在します。今回は、申請後に写真の加工が判明した場合の対応や、入国審査への影響について解説します。
パスポート写真の規定と目的
パスポートの写真は国際標準に準拠しており、「顔認証」や「入国審査」での照合に使われます。輪郭や肌の色、目鼻口のバランスが実物と大きく異なってはならないとされています。
外務省の公式サイトによると、明るさの補正程度であれば許容される場合もありますが、目の形や輪郭の加工は原則NGとされています。
申請後に気づいた場合の対応
もし、すでに受理されてしまっても、写真の変更は可能です。パスポートセンターに相談し、写真差し替えを希望する旨を申し出てください。ただし、すでに発行されている場合は、有料での再発行が必要となるケースもあります。
申請段階での対応か、発行後かによって手続きが異なるため、外務省の案内または窓口に直接確認しましょう。
入国審査でのリスク
入国審査では、顔写真と本人の照合が行われます。写真と実物が大きく異なる場合、追加の質問や別室対応となることがあります。特に顔認証ゲートが導入されている国では、読み取りエラーが発生するリスクがあります。
米国やオーストラリアなどでは厳格な顔認証が行われているため、渡航先によっては問題になる可能性があることを念頭に置きましょう。
どの程度の加工が問題になるのか
「美白」や「輪郭の微修正」といった軽微な加工であっても、光の当たり方や実際の顔つきと異なる印象を与えることがあります。特に背景が加工されていたり、フィルターが強くかかっている場合は不適格と判断される可能性が高くなります。
不安がある場合は、正式な証明写真機やスタジオでの再撮影を推奨します。多くの証明写真機はパスポート対応モードを備えており、自動でガイドラインに準拠した画像を生成してくれます。
まとめ
パスポート写真にアプリ加工を施して申請してしまった場合でも、状況に応じて対応が可能です。しかし、入国時のトラブルを避けるためには、なるべく正式な規格に合った写真への差し替えを検討するのが安心です。特に海外渡航が近い方は、事前に最寄りのパスポートセンターへ相談することをおすすめします。


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