車の故障は予期せぬタイミングで発生するものです。特に高速道路上でのトラブルは、迅速かつ正確な対応が求められます。この記事では、故障車をけん引する際のルールや注意点、高速道路での通行可否について詳しく解説します。
故障車のけん引に関する基本ルール
故障車をけん引する際には、以下のような基本的なルールが定められています。
- ロープでのけん引時の制限速度は最大40km/h:牽引車と被牽引車の重量や条件により、制限速度が異なります。一般的には30km/hまたは40km/hが上限とされています。
- ロープの長さは5m以内:牽引車と被牽引車の間隔は5m以内に保つ必要があります。
- ロープの中央に0.3m平方以上の白い布を取り付ける:これは他のドライバーに牽引中であることを知らせるための目印です。
- 故障車にも運転免許を持つ人が乗車する:故障車のハンドル操作やブレーキ操作を行うため、運転免許を持つ人が必要です。
高速道路でのけん引の可否
高速道路での故障車のけん引には、以下のような制限があります。
- 高速自動車国道では、ロープやレッカーでのけん引は禁止:最低速度が50km/hと定められており、けん引時の制限速度を上回るため、通行できません。
- 自動車専用道路では、条件によりけん引が可能:最低速度の規定がないため、条件を満たせば通行可能です。
例えば、首都高速道路や阪神高速道路などの都市高速は、自動車専用道路に該当し、条件を満たせばけん引が可能です。しかし、東名高速道路や名神高速道路などの高速自動車国道では、けん引は認められていません。
緊急時の対応方法
高速道路上で故障した場合、以下のような対応が推奨されます。
- 安全な場所に停車:路肩や非常駐車帯など、安全な場所に車を停車させます。
- 停止表示器材の設置:後続車に故障を知らせるため、停止表示器材を車の後方に設置します。
- ロードサービスへの連絡:JAFや保険会社のロードサービスに連絡し、専門の業者に対応を依頼します。
自力でのけん引は危険を伴うため、専門の業者に依頼することが最も安全です。
まとめ
故障車のけん引には、速度制限や装備の取り付けなど、さまざまなルールが存在します。特に高速道路でのけん引には厳しい制限があり、状況に応じた適切な対応が求められます。安全運転のためにも、事前にこれらのルールを理解し、万が一の際には冷静に対応できるよう準備しておきましょう。

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