マイナンバーカードの署名用電子証明書が未設定?15歳未満で作成した場合の再登録とオンライン申請の注意点

パスポート

マイナポータルやマイナンバーカードを使ったオンライン申請(例:パスポートの電子申請)では、署名用電子証明書が必要です。ですが15歳未満でマイナンバーカードを取得した場合、この証明書が付与されていないため、成人後に改めて設定が必要になります。本記事では、その手続きと注意点を解説します。

署名用電子証明書とは?なぜ必要?

署名用電子証明書とは、インターネット上で本人確認を行うための“電子署名”の仕組みです。マイナポータル経由でのパスポート申請や確定申告などでは、本人が真正であることを証明する目的で使用されます。

この証明書は15歳未満の方には付与されておらず、満15歳になった段階で希望すれば追加登録が可能となります。

署名用電子証明書の新規登録はどこでできる?

結論から言うと、市区町村の役所窓口でしか設定できません。コンビニのキオスク端末では、すでに登録されている暗証番号の変更などは可能でも、「未設定の電子証明書の新規追加」はできません。

役所では本人確認書類を提示し、マイナンバーカードとともに申請すれば、署名用電子証明書の発行および暗証番号の登録が可能です。

手続きに必要なもの

  • マイナンバーカード本体
  • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
  • 印鑑(必要な自治体もあり)

※手続きにかかる時間はおおよそ15〜30分程度。事前予約が必要な自治体もあるため、公式サイトで確認するか電話で問い合わせておきましょう。

署名用電子証明書を設定した後の手順

証明書が登録されると、マイナポータルやJPKI(公的個人認証サービス)対応アプリで電子署名を使った申請が可能になります。

たとえば、パスポートのオンライン申請では、マイナンバーカードと署名用電子証明書を使用して、スマホから申請完了まで進めることができます。

まとめ

15歳未満でマイナンバーカードを作成した場合、署名用電子証明書は未設定です。その後オンライン申請を行うには、市区町村の役所で証明書を新規発行する手続きが必要です。コンビニ端末では設定できないため、なるべく早めに窓口へ行き、手続きを済ませましょう。

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