新日本海フェリーでのバイク予約時、排気量の申告はどこまで見られているのか?

フェリー、港

バイクでフェリーを利用する際、予約フォームで「排気量」を入力する項目に戸惑った経験のある方も多いのではないでしょうか。特に、新日本海フェリーのような大型フェリーでは「750cc未満か以上か」で料金が分かれるため、正確な入力が求められます。本記事では、この排気量情報がどのように確認されるのか、もし虚偽の申告をしたらどうなるのかについて解説します。

なぜ排気量の入力が必要なのか

フェリー会社がバイクの排気量を確認する理由は、主に車両のスペース管理と料金体系のためです。排気量が大きいバイクほど全長や重さが増す傾向があり、船内の車両配置に影響を与えます。また、料金面でも750cc以上と未満で価格が変わることが多いため、公平な運用のために区分けされています。

たとえば新日本海フェリーでは、750cc未満のバイクとそれ以上のバイクでは、数千円単位で運賃に差があります。フェリー会社は、申告に基づいた料金計算を前提として運用しているのです。

排気量は実際にチェックされるのか?

結論から言えば、チェックされる可能性は十分にあります。フェリー乗船時には、受付カウンターやバイクの誘導スタッフが車両を目視で確認します。特に、見た目で大型バイクと判断できるモデル(例:リッターバイクやビッグスクーター)で750cc未満と申告していると、質問されることがあります。

また、乗船手続き時には車検証の提示を求められるケースもあります。車検証には排気量が明記されているため、虚偽申告はすぐに発覚します。スタッフに悪意があるかどうかという話ではなく、フェリー会社は安全運航と適正料金徴収のために必要な確認をしているのです。

申告と異なる排気量だった場合のリスク

もし実際の排気量と異なる区分で申告し、チェックイン時に発覚した場合。

  • その場で追加料金を請求される
  • 時間帯や混雑状況によっては再手続きに時間がかかる
  • 悪質とみなされると予約そのものをキャンセルされる可能性もゼロではありません

過去にネット上でも、「排気量を間違えて申告して怒られた」「正直に750以上と伝えたら安心して通れた」といった体験談が投稿されており、やはり正直がベストであることが分かります。

トラブルを避けるためにできること

以下のような準備をしておくと、安心してフェリー乗船ができます。

  • 事前に車検証を手元に準備しておく(スマホで写真を撮っておくのも可)
  • 不明点がある場合は、予約時にコールセンターへ確認する
  • ネット予約フォームでは、正確な排気量区分を選択する

「自分のバイクの排気量が分からない」という方は、ナンバープレートの色や数字(250、400、750など)を目安に確認すると良いでしょう。

まとめ:フェリー予約では正確な情報入力を

新日本海フェリーなどのバイク輸送では、排気量の入力は単なる形式ではなく、運賃や運行管理に直結する大切な情報です。「バレなければいい」という発想はトラブルのもとであり、結果的に自分が損をすることにもなりかねません。

安心・快適なバイク旅のためにも、排気量の正確な申告と事前準備を心がけましょう。

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