ハシビロコウは「動かない鳥」として知られ、その独特な風貌と行動で多くのファンを魅了しています。日本国内では限られた動物園でしか見ることができませんが、それぞれの個体には個性的な特徴があります。この記事では、国内でハシビロコウに会える動物園と、おすすめの個体についてご紹介します。
上野動物園(東京都)
上野動物園では、4羽のハシビロコウが飼育されています。特に注目すべきは、オスの「ハトゥーウェ」です。彼は大きなくちばしと黒っぽい外見が特徴で、右足に黄色のリングが2つ付いています。彼の堂々とした佇まいは、多くの来園者を惹きつけています。
また、メスの「サーナ」は、白っぽいくちばしと寝癖のような羽がチャームポイントです。彼女は右足に青色のリングをつけており、見分ける際の目印になります。
高知県立のいち動物公園(高知県)
四国で唯一ハシビロコウに会えるのが、のいち動物公園です。ここでは、オスの「ささ」とメスの「カシシ」が飼育されています。「ささ」は高知県の旧名「土佐」から名付けられ、アグレッシブな性格で、職員を見つけると追いかけることもあるそうです。
一方、「カシシ」は社交的で愛想が良く、ドジョウを追いかけるのが得意です。羽干しが好きで、いろんな体勢で羽を干す姿が見られます。
松江フォーゲルパーク(島根県)
松江フォーゲルパークでは、オスの「フドウ」が飼育されています。彼の名前は「不動」から来ており、その名の通りおっとりとした性格です。人の顔を覚えることが得意で、毎日見る人はよく覚えてくれるそうです。
また、彼はひとり言のようにクラッタリングしたり鳴いたりしながら歩くことがあり、植物の鉢に頭(くちばし)を乗せて寝ていることもあります。
神戸どうぶつ王国(兵庫県)
神戸どうぶつ王国では、オスの「ボンゴ」とメスの「マリンバ」が飼育されています。特に「マリンバ」は人懐っこく、来園者に対して興味を示すことがあります。彼女は人の顔を見分けることができ、飼育員一人ひとりの違いも分かるそうです。
「ボンゴ」は、羽を広げたときの長さが約2.5mあり、飛ぼうとする姿は迫力満点です。彼の堂々とした姿は、多くの来園者を魅了しています。
千葉市動物公園(千葉県)
千葉市動物公園では、オスの「じっと」とメスの「しずか」が飼育されています。「じっと」はその名の通り、じっとしていることが多く、観察しやすい個体です。
「しずか」は飼育員になでられると気持ちよさそうに目を閉じる姿が見られます。彼女のリラックスした様子は、訪れる人々を癒してくれます。
訪問のアドバイス
ハシビロコウは動かないことで知られていますが、エサの時間や朝夕の時間帯には活動的になることがあります。訪問の際は、動物園のスタッフにエサの時間を確認すると、より活発な姿を見ることができるかもしれません。
また、個体ごとに特徴的なくちばしの模様や足のリングの色で識別できます。事前に情報を調べておくと、観察がより楽しくなるでしょう。
まとめ
日本国内でハシビロコウに会える動物園は限られていますが、それぞれの個体には独自の魅力があります。上野動物園の「ハトゥーウェ」や高知県立のいち動物公園の「ささ」、松江フォーゲルパークの「フドウ」など、個性的なハシビロコウたちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。訪問の際は、彼らの特徴を事前にチェックし、より充実した観察を楽しんでください。


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