数年前から一気に注目を集めた「サウナブーム」。SNSやメディアで“ととのう”という言葉が浸透し、多くの人がサウナに殺到しました。一方で、もともとサウナを愛していた古参ファンの中には、「混みすぎて行く気がなくなった」「落ち着いて入れない」と感じていた人も少なくありません。では、現在のサウナブームは本当に“落ち着いた”のでしょうか?
サウナブームのピークとその影響
ブームのきっかけは、2019年の「サ道」ドラマ化や『サウナイキタイ』などのWebサービス普及によるもので、2020〜2022年にかけてピークを迎えました。コロナ禍での“個人でできるリフレッシュ”としての価値が再認識され、多くの若年層がサウナに足を運びました。
その影響で、全国のサウナ施設は大混雑。平日夜や休日には長蛇の列、温度管理が崩れる、静けさが保てないなど、従来の“静かなサウナ”とはかけ離れた状況になることもありました。
2024〜2025年、現在の混雑状況はどう変化した?
最近では「以前より混雑が落ち着いてきた」との声も増えています。要因としては以下のような点が挙げられます。
- サウナブームの一巡による新規客の離脱
- 施設の増加による分散化(サウナ専門店・個室サウナの台頭)
- サウナの価値観の変化(“映え”から“静けさ”への回帰)
特に都市部では混雑が緩和された施設も増えており、「平日の昼間なら以前のように静かに入れる」といった声も見られます。
静かなサウナを楽しむための狙い目時間帯・施設
混雑を避けてサウナを堪能したいなら、以下のようなポイントを押さえておくのがおすすめです。
- 平日午前〜夕方前(10〜15時)は比較的空いている
- 地方都市や郊外の老舗温浴施設はブームに左右されにくい
- 個室サウナや男女別予約制サウナ(例:ソロサウナtune、Re:SAUNAなど)も静かに楽しめる
また、ホテル併設型や宿泊利用で深夜・早朝サウナが可能な施設も狙い目です。静かなサウナ体験を求める方にはぴったりの選択肢といえるでしょう。
古参サウナーにおすすめしたい“これからの楽しみ方”
ブームが落ち着きつつある今だからこそ、原点に立ち返ったサウナの楽しみ方を見つけてみるのも良いかもしれません。
たとえば。
- 「地元密着型の静かな銭湯サウナ」を巡ってみる
- ととのい椅子ではなく「外気浴なしのじんわり系」サウナを再発見
- あえて“サウナが売りではない温泉施設”でゆっくり過ごす
流行から一歩引いた視点でサウナと向き合うと、新たな価値が見えてくるはずです。
まとめ:サウナは再び“自分だけの時間”へ
サウナブームはピークを過ぎ、現在は静かに定着・分化のフェーズへと進んでいます。激混みだった施設も分散が進み、落ち着きを取り戻しつつあります。今こそ“本来のサウナの魅力”を再確認できるタイミングかもしれません。
周囲に惑わされず、自分に合った時間・空間で、静かにサウナを楽しむ——それがこれからの“サウナー”のスタイルではないでしょうか。

コメント