未成年の子供のパスポート受け取りには、親権者の同伴が必要ですが、申請時と受け取り時で同行者が異なる場合に不安を感じる方も多いでしょう。本記事では、13歳未満の子供のパスポートを保護者が受け取る際のルールや注意点を詳しく解説します。
パスポート受け取りに必要な基本ルール
未成年（特に中学生以下）のパスポート受け取りは、本人と法定代理人（通常は親）の同伴が必要です。受け取りの際は、以下の書類が求められます。
- 交付時に届く「旅券引換書」
- 子供本人の身分確認書類（健康保険証や学生証など）
- 法定代理人の本人確認書類（運転免許証、マイナンバーカードなど）
また、旅券の受領には原則として申請者本人の署名（未就学児は親権者代筆）が必要になります。
申請者と受け取り者が異なる場合の対応
今回のように、父親が申請を行い、母親が受け取りに行くケースはよくあります。このような場合でも、子供と母親が一緒に受け取りに行けば問題ありません。
パスポート受け取り時に重要なのは「子供本人が同行していること」と「同行する保護者が法定代理人（両親いずれか）であること」です。申請者が父親でも、受け取りには母親が同伴しても構いません。
必要書類と準備すべきもの
受け取り時に忘れやすいのが、申請時にもらう「旅券引換書」です。以下の書類を忘れず持参しましょう。
- 旅券引換書（申請時に交付）
- 子供本人の身分証明書（保険証＋母子手帳、学生証など）
- 母親の身分証明書（免許証やマイナンバーカード）
また、子供本人がサインできない年齢である場合、受け取り窓口で代筆することになります。
例外となるケースと注意点
子供が病気や障がいなどの事情で同行できない場合、事前にパスポートセンターに相談することで柔軟な対応が取られることもあります。ただし、その際は診断書や特別な委任状が必要になる可能性があるため、事前に確認を。
また、両親以外（祖父母など）が受け取りに行く場合は、別途委任状が必要となります。基本的には「本人と親権者の同伴」が原則です。
まとめ
13歳の子供のパスポート受け取りは、申請者である父親以外の保護者（今回でいえば母親）でも可能です。大切なのは、本人（子供）と親権者が揃って窓口に行くこと。書類の不備がないように事前に準備し、スムーズに受け取れるようにしましょう。
心配な点があれば、申請先のパスポートセンターに事前連絡を入れておくと安心です。
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