イギリスへの短期留学や観光を検討する際、「ETA(Electronic Travel Authorisation)」という言葉を目にする機会が増えています。特に6ヶ月未満の留学の場合、「学生ビザは不要なのか?ETAだけで大丈夫なのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。本記事では、ETAと学生ビザの違いや、それぞれの取得条件、空港での対応などについて詳しく解説します。
ETAとは?学生ビザとは何が違うのか
ETA(電子渡航認証)は、2024年から段階的に導入されているイギリスの新しい入国管理制度です。日本国籍を含むビザ免除国の国民が、観光や短期留学(6ヶ月未満)などの目的で渡航する際に必要になります。
一方、学生ビザ(Tier 4またはStudent visa)は、通常6ヶ月以上の長期就学や特定の学位取得を目的とする渡航者向けのものです。したがって、ETAはビザではなく、あくまで「ビザ不要者向けの事前承認制度」という位置付けです。
6ヶ月未満の留学でETAは必要?ビザは不要?
語学学校などで6ヶ月未満の短期留学をする場合、原則として学生ビザは不要で、ETAを取得すれば入国できます。ただし、学業以外の就労・インターン・企業訪問などが含まれる場合は別途ビザが必要となることもあるため、目的に応じた確認が必要です。
また、ETAの取得はオンラインで完結し、通常は数日以内に承認されます。渡航の少なくとも数日前には申請しておきましょう。
空港でのETA確認はある?入国審査の実際
ETAは電子的に旅券に紐付けされるため、空港の入国審査官がパスポートを読み取ることで自動的に確認されます。印刷した証明書の提示は原則不要ですが、念のためメールのスクリーンショットや確認書を保存しておくと安心です。
入国審査では、滞在目的や帰国予定日、宿泊先、学校の入学証明書などの提示を求められる場合もあるため、「滞在計画の証明ができる書類を手元に準備」しておきましょう。
ETAの取得方法と注意点
ETAの申請は公式サイトからオンラインで行い、申請にはパスポート情報、顔写真、渡航情報が必要です。申請費用は約10ポンド(約2,000円)で、1回のETAで最大6ヶ月間の複数回入国が可能となっています。
重要なのは、ETAを取得しても必ず入国できるとは限らないという点です。最終的な判断は入国審査官の裁量に委ねられるため、滞在目的に一貫性があり、帰国の意思が明確であることが大切です。
留学目的での渡航なら、入学証明書は必携
短期留学目的での渡航者は、必ず学校からの入学許可証やコース開始・終了日を記した書面を持参しましょう。滞在期間が6ヶ月未満であることを証明できない場合、ビザが必要と見なされる可能性があります。
また、帰国便の航空券、現地の滞在先、生活資金の証明(クレジットカード、銀行残高証明など)も準備しておくと、スムーズな入国が可能です。
まとめ:ETAはビザとは異なるが、短期留学には有効な選択肢
イギリスのETA制度は、6ヶ月未満の短期滞在における新たな入国管理システムであり、学生ビザとは異なるものです。短期の語学留学などにはこのETAが利用でき、ビザの取得は不要なケースがほとんどですが、目的や滞在内容によっては例外もあるため、個別に確認が必要です。
申請は早めに行い、必要書類も整えて準備万端で渡航しましょう。安心してイギリス生活をスタートするための第一歩です。


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