高速道路を赤色灯だけで走るパトカーの目的とは?違反ではないのか徹底解説

車、高速道路

高速道路を走っていると、追越車線をサイレンを鳴らさずに赤色灯のみを回して走るパトカーに遭遇した経験がある方は多いでしょう。速度制限を超えて走っているように見えることもあり、「これは違反ではないのか?」と疑問に思う方も少なくありません。この記事では、こうしたパトカーの行動の目的や法的根拠、安全運転上の対応について詳しく解説します。

赤色灯だけを回して走る理由

警察車両が赤色灯を点灯して走行するのは、「緊急走行」ではなく「警戒走行」である可能性が高いです。これは違反車両を牽制したり、高速道路上での犯罪抑止を目的として行われています。

サイレンを鳴らしていないため緊急車両としての「通行優先権」はありませんが、赤色灯を点灯していることで周囲の注意を促し、一定の威圧効果を狙っています。

法的には問題ないのか?

道路交通法第39条および第40条では、緊急自動車がサイレンと赤色灯を併用することで「緊急走行」が認められるとされています。しかし、赤色灯のみを点灯している場合は通常走行に該当するため、パトカーであっても速度超過などの交通違反は適用対象となります

ただし、警察業務に支障が出ないように一定の裁量が現場に委ねられているのが現実で、速度取り締まりや追尾の準備、要請に応じた現場急行などを理由にある程度のスピード超過が見逃されることもあります。

パトカーが速度超過している理由

サイレンを鳴らさずに速度を出して走行している理由には、以下のようなものがあります。

  • 緊急出動に備えた現場移動中
  • 違反車両の監視・追尾準備
  • 車両や走行状況のチェック(覆面での張り込み)
  • 交通流の牽制

特に覆面パトカーが赤色灯を点けて現れる場面は、「これから取り締まりを始めるぞ」という合図として使われることもあります。

ドライバーとしての適切な対応とは?

高速道路で赤色灯のみ点灯しているパトカーに遭遇した際は、特別な通行優先権はないという点をまず理解しましょう。そのため、進路を譲る義務はありませんが、安全のために十分な車間距離を取りましょう。

また、追尾されている可能性もあるため、速度や車線変更、追越し時のマナーに注意することが重要です。

中国地方に多い理由とは

中国自動車道や山陽自動車道など、中国地方では見通しの良い直線区間が多いため、パトカーが高速度で走行する場面が他地域よりも目立ちやすい傾向があります。また、交通量が少ない時間帯には警戒走行を実施するケースが多いのも一因です。

さらに、地域によってはスピード違反の取り締まりを重点的に行っている道路区間もあり、そうしたパトロールの一環としての走行が増える傾向にあります。

まとめ:赤色灯だけのパトカーは違反ではないが注意が必要

赤色灯のみを点灯して走るパトカーは、警戒走行や違反車両の監視が目的であるケースが多く、違反ではない場合がほとんどです。ただし、速度超過が常態化しているわけではなく、警察側にも業務上の合理的理由が求められます。

一般ドライバーとしては、そうしたパトカーを見かけた際に驚かず、冷静に安全運転を心がけることが最も大切です。

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