大阪・関西万博2025で体験できる最新モビリティまとめ：空飛ぶクルマからEVバスまで

2025年の大阪・関西万博では、未来の移動手段を体験できる多彩なモビリティが登場します。来場者は、最新技術を駆使した乗り物を通じて、次世代の交通システムを身近に感じることができます。

パーソナルモビリティ：個人向けの移動手段

会場内では、低速で移動する一人用のパーソナルモビリティが導入されます。これは電動車いすではなく、長距離歩行が困難な方や高齢者を主な対象としていますが、一般来場者も体験可能です。利用時間は最長4時間で、事前予約はできず、当日貸出（抽選）となります。利用料金は無料です。詳細は公式サイトをご確認ください。

EVバス：自動運転と走行中給電の実証

約100台の最新鋭のEVバスが会場内外を走行します。これらのバスはレベル4相当の自動運転や走行中給電といった新技術を融合させ、他では見られない大規模な実証を行います。乗車料金は1回券400円、1日券1,000円で、キャッシュレス決済が基本となります。

空飛ぶクルマ：次世代の空の移動手段

空飛ぶクルマは、電動化や自動化といった航空技術、そして垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。会場内北西部に位置する「モビリティエクスペリエンス」では、オリックス株式会社がEXPO Vertiport（会場内ポート）を整備・運営し、空飛ぶクルマによる飛行を行います。

ALICE SYSTEM：未来の公共交通システム

川崎重工グループが提案する「ALICE SYSTEM」は、陸・海・空それぞれのモビリティを⼿掛ける未来の公共交通システムです。利用者は出発地に迎えに来たALICE Cabinに乗り込むだけで、各モビリティを自動で乗り継ぎ、目的地までたどり着くことができます。会場では、実物大のALICE Railの展示や、ロボットアームの演出を体験できます。

まとめ：未来の移動体験を万博で

大阪・関西万博2025では、最新のモビリティ技術を体験できる絶好の機会が提供されます。パーソナルモビリティ、EVバス、空飛ぶクルマ、ALICE SYSTEMなど、多彩な乗り物が来場者を待っています。これらの体験を通じて、未来の交通システムを肌で感じてみてはいかがでしょうか。