アフリカを長期で旅したいと考えたとき、最も悩ましいのがビザの滞在期限とルートの構成です。特にマダガスカルは観光ビザの制限があり、滞在可能な期間が限られています。本記事では、マダガスカルを旅のハイライトとした7ヶ月間のアフリカ長期旅行をどう構築するか、現地事情を踏まえたビザや移動の現実的な選択肢をご紹介します。
旅の起点:長期旅行のための基本戦略
まず、長期旅行では事前にすべての航空券を予約する「オープンジョー型」や「マルチシティ航空券」の活用が便利です。日本→南アフリカ、セーシェル→日本のようなルートが設定可能で、出発前に旅の構成をある程度固めることができます。
ただし、ビザや現地情勢によってルート変更が必要になることもあるため、途中区間は柔軟に対応できるよう、すべてを事前予約しすぎない方が無難です。
マダガスカル滞在はいつがベスト?気候とビザ事情
マダガスカルのベストシーズンは3〜4月。気候が穏やかで自然観察に最適な時期とされており、この期間に2ヶ月間の観光ビザで滞在するプランは非常に理にかなっています。
マダガスカルの観光ビザは通常30日〜60日でオンライン申請または到着時ビザ(VOA)で取得可能。延長は可能な場合もありますが、原則60日までで計画を立てるのが安全です。
11月〜2月の過ごし方:南アフリカを拠点にする理由
南半球の11〜2月は夏にあたり、南アフリカは比較的過ごしやすい気候です。さらに、日本人は南アフリカで最大90日間の観光ビザで滞在可能(到着時に自動発行)なため、長期滞在にも向いています。
ケープタウンやヨハネスブルグを拠点に、近郊のナミビア、ボツワナ、エスワティニなどへ陸路での周遊も視野に入れると、移動の自由度が広がります。
例:
11〜1月:南アフリカ(ケープタウン拠点)
2月:モーリシャスやレユニオンなど周辺の島々でゆったり過ごす
3〜4月:マダガスカル
マダガスカル以後は?セーシェルやモーリシャスも魅力
マダガスカル滞在後の5月には、近隣のインド洋の島国セーシェルやモーリシャスへの渡航が人気です。特にセーシェルは、日本国籍者であれば最大90日間ビザ不要で滞在可能という利点があります。
また、モーリシャスも90日間のビザ免除対象。観光地としての整備が進んでおり、欧州の旅行者も多く、安全で居心地の良い長期滞在先です。
複数国を移動する際の注意点と実践的アドバイス
- 出入国のたびに滞在証明(宿泊先の予約書や出国チケット)が求められるケースがあります。
- 黄熱病ワクチン接種証明(イエローカード)が必須となる国もあり、南アフリカやタンザニアからマダガスカルに渡航する場合は確認を。
- 航空券予約にはSkyscannerやKAYAKの「マルチシティ検索機能」がおすすめです。
モデルプラン:7ヶ月アフリカ長期旅行の一例
| 期間 | 滞在先 | ポイント |
|---|---|---|
| 11月〜1月 | 南アフリカ | 90日ビザ、観光・サファリ・都市滞在 |
| 2月 | レユニオン/モーリシャス | 温暖な気候と欧風リゾート |
| 3月〜4月 | マダガスカル | ベストシーズン、自然観察 |
| 5月 | セーシェル | ビザ不要、美しい海と静かな滞在 |
まとめ:長期旅行は柔軟なルート設計と情報収集がカギ
マダガスカルを中心としたアフリカ長期旅行は、事前の情報収集と柔軟なルート設計が成功のカギです。特にビザ条件と気候の両面を見極めながら、自分の旅のペースに合ったプランニングを行えば、無理なく充実した7ヶ月間を過ごすことが可能です。
すべての区間を固定せず、「中間地点で判断しながら進める旅」というスタイルを取り入れて、自由で創造的なアフリカ滞在を楽しんでください。

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