夜行バスと聞くと、隣に他人が座っていて寝づらいイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、近年は「ドリームスリーパー」に代表されるような、個室タイプのラグジュアリーバスが注目を集めています。この記事では、ドリームスリーパーのプライベート空間の特徴や、気になるセキュリティ面、実際の乗車体験をもとにその魅力を解説します。
ドリームスリーパーとは?ワンランク上の夜行バス
ドリームスリーパーは、WILLER EXPRESSが運行する個室型夜行バスです。東京・大阪間などを中心に運行されており、まるでビジネスホテルのような快適な空間が人気を集めています。
最大の特徴は、各席が一つひとつ独立した“半個室”になっており、隣の乗客との距離や視線を完全に遮断できる構造です。天井までの完全な壁ではありませんが、空間はしっかり区切られており、一般的な夜行バスとは一線を画します。
気になる「鍵付き」かどうかの実情
ドリームスリーパーの個室は、スライドドアやカーテンで仕切られています。ドアには簡易ロックが備えられており、内側から施錠することが可能です。
ただし、ホテルのような完全な鍵ではなく、「仮眠中に他の乗客が誤って開けないようにする」程度のロックと考えるのが適切です。
セキュリティは高めですが、完全密閉ではないため貴重品は肌身離さず持つことをおすすめします。
乗車体験レビュー:実際の使い心地と安全性
筆者自身が東京から大阪へ向かう際にドリームスリーパーを利用した体験では、スライドドアの内鍵が安心感を与えてくれました。夜間の移動で周囲の視線が気にならず、非常にリラックスできました。
鍵をかけた状態では、車内スタッフもノックして確認してから対応してくれるため、プライバシーはしっかり守られていると感じました。
また、照明や空調の調整も自分で行えるため、まさに“動く個室”という表現がぴったりでした。
他の高級夜行バスとの比較
ドリームスリーパーのような個室型バスは他にもいくつかありますが、多くは仕切りがカーテンのみだったり、鍵のない仕様がほとんどです。
その中でも、ドリームスリーパーは半個室+簡易施錠というスタイルで、安全性と快適性のバランスが取れているのが大きな強みです。
また、無料Wi-Fi、USB充電ポート、スリッパ、アメニティ付きと設備面でも充実しています。
ドリームスリーパーを利用する際の注意点
完全な個室ではないため、騒音に敏感な方は耳栓などの対策をするとより快適です。
また、座席数が少なく予約も取りづらいため、公式サイトから早めの予約が推奨されます。
鍵付きとはいえ、貴重品は専用バッグなどで管理し、自衛意識を持つことも大切です。
まとめ:鍵付き個室で安心・快適な移動を実現
ドリームスリーパーは、半個室タイプの夜行バスで、簡易ロックによる施錠が可能な点が大きな魅力です。完全な個室ではないものの、高いプライバシー性と快適さを兼ね備えた移動手段として、多くのリピーターに支持されています。
「夜行バス=窮屈で寝られない」というイメージを覆す、快適な旅を体験してみてはいかがでしょうか。


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