名古屋から人気の温泉地・長島温泉へ向かう際に便利な名鉄バス。往復乗車券を購入したものの、「どうやって使うの?」「整理券は必要?」「降車時はどうするの?」といった疑問を持つ方も多いようです。この記事では、名鉄バスでの往復乗車券の使い方について詳しく解説します。
名鉄バスの基本的な乗車方法
名鉄バスは、路線によって前乗り・後乗りが異なりますが、名鉄バスセンターから出発する長島温泉行きは観光路線の一種で、基本的には後乗り前降り方式です。乗車時には後方ドアから乗り込みます。
乗車の際に整理券が発行されるのは、現金やmanaca等ICカード利用者向けで、往復乗車券を持っている場合は整理券を取る必要はありません。そのまま着席して問題ありません。
乗車券の提示タイミングと場所
往復乗車券を使用する際は、降車時に運転手に直接手渡すのが基本です。運賃箱に入れてはいけません。往復券は「行き」「帰り」の2枚つづりになっているので、行きに1枚、帰りにもう1枚を使用します。
バス車内では運転士が確認できるように、乗車中もすぐに取り出せるよう準備しておくとスムーズです。
名鉄バスセンターからの出発の流れ
名鉄バスセンターは名古屋駅直結のビル内にあり、3階が主な出発フロアです。長島温泉行きのバス乗り場は乗車券購入時の券面に明記されており、指定時刻の10分前には乗り場に到着しておくと安心です。
改札などはなく、直接乗り場のバスに並ぶ形になります。係員がいる場合は乗車券のチェックを行うこともあります。
長島温泉から名古屋への帰りの乗車方法
復路も同じく、乗車時は整理券を取らず、降車時に「帰り」の乗車券を運転手に手渡します。復路便も指定時間にバス停で待つだけでよく、事前に予約時間にあわせて行動するのがポイントです。
混雑時は座席が埋まる可能性もあるため、なるべく早めに並ぶことをおすすめします。
manacaとの違いや注意点
名鉄バスでは交通系ICカード「manaca」での支払いにも対応していますが、manaca利用時は乗車時にタッチ、降車時に再度タッチが必要です。乗車券利用者はこの操作が不要なので、よりスムーズに乗り降りが可能です。
ただし、manaca利用の場合は往復割引が適用されません。往復で乗るなら乗車券のほうが断然お得です。
まとめ
名鉄バスセンターから長島温泉までの往復乗車券を使用する際は、整理券を取らず、降車時に運転手へ直接乗車券を渡すだけでOKです。ICカードと違い操作が少なく、観光客にもやさしい設計となっています。
事前に流れを把握しておけば、安心してスムーズに旅を楽しむことができます。乗車券は紛失しないよう、出発前に再確認をお忘れなく。


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