韓国は美しい観光地やグルメ、ショッピングなど魅力にあふれる旅行先ですが、夜の街では注意が必要な場所も存在します。とくにナイトスポットでは、観光客を狙った「ぼったくりバー」の被害報告もあります。本記事では、韓国でのぼったくり被害の実例や避けるためのポイント、安全に楽しむためのコツをご紹介します。
韓国にも存在するぼったくりバーの実態
近年、ソウルの繁華街(特に江南、弘大、東大門など)では、観光客が高額請求を受けたという報告が複数あります。これらは通常、最初に提示された価格と異なる料金を請求されたり、無理やり追加注文させられたりするケースが多いです。
一部のバーでは、入店時に料金説明が不明確なまま高額な「セット料金」や「指名料」をあとから請求されることがあります。特に日本人観光客はターゲットになりやすいため注意が必要です。
実際の被害例とその特徴
ある旅行者は、ソウル・弘大地区のバーでドリンク1杯を頼んだだけにも関わらず、退出時に「女性と話した時間」や「VIPチャージ」と称し約30万ウォンを請求されました。抗議しても、店員に囲まれ泣く泣く支払ったとのことです。
また、東大門周辺では、客引きに誘われて入ったバーで、注文していない飲食物が次々と運ばれてきて、最終的に50万ウォン近くを請求された事例もあります。
観光客が狙われやすい場所
- 江南(カンナム)エリア
- 弘大(ホンデ)周辺
- 東大門(トンデムン)
- 明洞(ミョンドン)の一部裏通り
これらの地域は旅行者に人気がある一方で、外国人を狙ったトラブルも発生しやすいです。特に客引きについて行った場合、トラブルに巻き込まれるリスクが高まります。
安全にナイトライフを楽しむためのポイント
必ず店頭のメニューや料金表を確認し、明確な価格表示がない店舗は避けましょう。事前にGoogleやSNSで口コミを調べるのも有効です。
路上の客引きには絶対について行かないのが鉄則です。合法的な店舗であっても、悪質な誘導がある場合があります。知名度の高いチェーン系バーやカフェバー、ホテル併設のバーなどを利用すると安心です。
トラブルに巻き込まれた場合の対処法
トラブルに遭遇した場合は、韓国観光警察(1330)や在韓日本大使館に連絡しましょう。警察が来ると強引な請求をやめる店舗もあります。
また、韓国観光公社公式サイトでは、トラブル対応や日本語のヘルプライン情報が掲載されていますので、事前にチェックしておくと安心です。
まとめ
韓国のナイトスポットは多彩で魅力的ですが、一部には悪質なぼったくりバーが存在するのも事実です。被害を防ぐためには、客引きに注意し、価格の明確な店舗を選びましょう。事前の情報収集と慎重な判断で、安全で楽しい夜の韓国旅行をお楽しみください。


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