HISの添乗員付きエジプト・トルコ周遊ツアーは、観光・食事・移動がパッケージ化されているため、個人手配よりも安心して楽しめる点が魅力です。しかし、ツアーであっても持参すべき現金や持ち物、防犯対策は重要です。この記事では、実際の参加者の声をもとに準備のポイントを解説します。
現金はいくら必要?現地通貨と両替の考え方
HISのツアーは食事付きのため、現地での現金使用は主にチップ、飲み物代、お土産購入に限られます。目安としては、1日20〜30米ドル程度(1,000〜4,000円相当)で十分です。
エジプトでは米ドルが通じる場面が多く、トルコではトルコリラが主流ですが、観光地ではユーロやドルも一部使えます。チップ用に少額のドル紙幣(1〜5ドル)を多めに持っておくと便利です。
クレジットカードの使い勝手と現金のバランス
大都市やホテルではクレジットカードの利用が可能ですが、地方の観光地や露店では現金のみということも。現金とカードのバランスは「現金2〜3万円+国際ブランドのカード1枚以上」が推奨されます。
なお、ATMでの現地通貨引き出しも可能ですが、機械の故障やスキミングのリスクもあるため、日本出発前に両替するか空港での少額両替をおすすめします。
ツアー参加者の声「持って行ってよかったもの」
- トイレットペーパーの携帯用ミニロール:エジプト・トルコのトイレは紙がないことも多いため重宝。
- 折りたたみ傘または帽子:日差しが非常に強いため、UV対策も兼ねて。
- ポカリスエットの粉末や塩飴:暑さでの脱水防止に最適。
- 圧縮袋:買い物が増えて荷物がかさばった時の圧縮に便利。
- サブバッグ(リュックやウエストポーチ):貴重品を身に着けて移動する際に必須。
スーツケースの防犯性とホテルでの注意点
布製チャック式のスーツケースは軽量で使いやすい反面、防犯性はやや劣ります。長期海外旅行ではハードタイプまたはファスナーの目を南京錠で固定できるタイプがおすすめです。
ホテルでの盗難リスクはゼロではありません。高価なものやパスポートはスーツケースに鍵をかけるか、ホテルのセーフティーボックスに保管しましょう。就寝中も貴重品は手元に置いておくと安心です。
女性参加者へのアドバイス
エジプトやトルコでは宗教・文化的背景から露出の多い服装が敬遠される場面があります。長袖シャツやストールを持参し、寺院やモスクでは肌を隠せる準備をしましょう。
また、治安の面からも高級ブランドのバッグや宝飾品は目立ちやすく、スリやひったくりのターゲットになる可能性があるため控えめな装いを意識すると良いです。
まとめ:安心して楽しむために準備を整えよう
添乗員付きの海外ツアーは、初めての国でも安心して旅行が楽しめる素晴らしい選択肢です。その分、ちょっとした準備でより快適な旅になります。必要な現金の目安、実用的な持ち物、防犯意識をしっかり持って、異文化の魅力にたっぷり触れてきてください。


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