初めての台北旅行では、限られた日数の中で人気スポットを効率よく巡ることが重要です。特に九份は夜景が有名で混雑必至の観光地ですが、うまくプランニングすればストレスなく満喫できます。ここでは、九份・猫村・基隆夜市を盛り込んだ2泊3日のモデルルートとその工夫をご紹介します。
夜の九份はやっぱり一度は見たい!
九份といえば赤提灯の灯る幻想的な夜景が有名ですが、観光客が集中するのはやはり日没後。週末や連休には、狭い坂道が人であふれ、バスも長蛇の列になることがあります。
とはいえ、この景色を見ないのはもったいないので、「宿泊して翌朝ゆっくり出る」という選択肢は非常に有効です。夜景を堪能して人混みを避けるためにも、民宿で一泊するプランはおすすめです。
基隆夜市は混雑を避けたい派におすすめの選択肢
「混雑した九份の夜ではなく、代わりに基隆夜市で夜を楽しむ」というのもひとつの有力なアイディアです。基隆廟口夜市は地元台湾人にも愛されており、屋台の数とバリエーションが豊富。特に海鮮系やカニのお粥などが人気です。
九份から基隆まではタクシーやバスで移動でき、そこから台北へは電車(台鉄)で40〜50分。夜でも比較的スムーズに帰れるのが利点です。
瑞芳・猴硐(猫村)観光との組み合わせ術
2日目の午前中に瑞芳駅で朝食、その後、猴硐(ホウトン)猫村へ移動するというプランも人気です。瑞芳駅から猴硐は電車でわずか一駅。レトロな雰囲気の駅と、自由に歩き回る猫たちに癒される観光地として知られています。
猴硐からそのまま九份へ向かう場合は、タクシーを使うとスムーズ。費用は300〜400元程度で、複数人なら割安に感じる距離です。
混雑を避けるための交通アドバイス
九份から台北に戻るバス(1062系統など)は夕方〜夜に混み合います。特に連休中は1時間以上の待ち時間も覚悟が必要です。そのため、帰路は瑞芳駅までタクシーで移動し、そこから台鉄で台北駅へというルートが快適で安心です。
瑞芳駅周辺にはタクシー乗り場があり、料金は200〜300元ほど。帰国日の前日は、できれば台北市内の宿に泊まっておくと、翌日の移動がスムーズになります。
おすすめ2泊3日モデルプラン
- 1日目:台北観光 → 夜に台北から瑞芳経由で九份へ移動・宿泊
- 2日目:朝:瑞芳駅で朝食 → 猴硐観光 → 午後に九份 → 夜に基隆へ移動し夜市観光 → 台北に戻って宿泊
- 3日目:午前中は台北でお土産購入・散策 → 空港へ移動し帰国
このルートなら九份の夜景も体験でき、混雑のピークをずらしつつ複数のスポットを効率よく回れます。
まとめ:九份の夜景も、台北グルメも、両方満喫するならプランがカギ
初めての台北旅行でも、ちょっとした時間の工夫とルート設定で混雑を避けつつ人気スポットを楽しめます。九份は夜に泊まり、翌日は猴硐や基隆を経由してゆっくり台北に戻るのがベストバランスなプランです。思い出に残る充実の2泊3日旅をぜひお楽しみください!


コメント