札幌〜釧路間を走るなら知っておきたい道央道・道東道のオービス設置状況と安全運転のポイント

車、高速道路

北海道内を長距離移動する際、特に高速道路を利用するドライバーにとって、速度取締装置の存在は重要な注意点です。札幌から釧路に向かう道央道・道東道には、見た目はオービスに似た構造物が設置されていることもありますが、それが必ずしも速度取締り装置とは限りません。この記事では、実際の設置状況と注意点について詳しく解説します。

門型オービス(Hシステム)は現存するのか

かつては全国的に設置されていた門型のオービス、いわゆる「Hシステム」ですが、北海道を含む多くの地域で撤去が進んでいます。特に道東道や道央道では、現在Hシステム型の固定式オービスは確認されておらず、撤去済みである可能性が高いです。

門型構造の設備が道路上に設置されていることがありますが、これらはNシステムやETCアンテナ、道路情報モニタリング用のカメラであるケースがほとんどです。

箱型オービスやカメラ付き設備の正体とは

追い越し車線のある箇所で見かける「四角い箱とカメラとパトランプ付きの装置」は、速度取締りではなく交通監視カメラやNシステムである場合が多いです。これらは速度違反ではなく、通過車両のナンバープレートを記録し、盗難車両の検知や犯罪捜査に利用されるシステムです。

外観が似ているため、誤解しやすいですが、速度違反の検挙を目的としたものではありません。ただし、見た目が非常に似ているため、安全運転を心がける上では良い警告材料となります。

道東道で導入が進む移動式オービス

道東道では、固定式に代わり移動式オービス(可搬型取締装置)の導入が進んでいます。特定のICやSA・PAなどで不定期に設置され、移動式であるため予測が困難です。

例えば、2023年には道東道の十勝平原SA周辺などで実際に移動式オービスによる取締が行われた実績があります。これにより、走行中は常に速度に注意を払うことが必要です。

注意すべき標識と見分け方

速度監視機設置路線」という看板が出ている箇所は、かつて固定オービスがあったか、もしくは移動式の重点取り締まり対象エリアである場合が多いです。例としては以下の場所が挙げられます。

  • 道東道 夕張IC付近
  • 道東道 むかわ穂別IC付近
  • 道東道 トマムIC手前

これらのエリアでは、実際に装置がなくても慎重な運転を心がけるべきです。

札幌〜釧路間を走る上での安全運転ポイント

広大な北海道の高速道路では、視界が良くついついスピードを出しすぎる傾向があります。以下の点に注意して、安全かつ快適なドライブを目指しましょう。

  • 制限速度を常に意識する(特にトンネル内やIC付近)
  • 交通監視装置や警告看板を見かけたらスピードを再確認
  • 移動式オービスの可能性がある場所では慎重に運転

まとめ

札幌から釧路へのルートにおいて、門型のHシステムや固定式オービスはほぼ撤去されているものの、移動式オービスやNシステムなど、見た目が似ている機器は複数存在します。見かけた設備に惑わされず、常に安全運転を意識することで、トラブルなく目的地まで到着できるでしょう。「速度監視機設置路線」の標識や監視カメラの存在を目印に、慎重なドライブを心がけてください。

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