風などで原付のナンバープレートが外れてしまうことは、決して珍しいトラブルではありません。特に駅の駐輪場などでは、知らぬ間にナンプレが落下して警察に届けられるケースもあります。この記事では、実際にナンバープレートを受け取りに警察署へ行く際に想定される質問や、スムーズな対応方法をご紹介します。
警察署で聞かれる主な内容
警察署で落し物(ナンバープレート)を受け取る際には、所有者であることの確認のためにいくつかの質問がなされます。主に次のような内容です。
- 車両の所有者確認(登録名義や住所)
- ナンバープレートが外れた理由や状況
- ナンバープレートの取り付け状態(ネジが緩んでいたか等)
- 車両保険や登録証(標識交付証明書)の提示
あらかじめ標識交付証明書や身分証を持参しておくと、手続きがスムーズに進みます。
よくある質問:処罰や罰金はあるの?
通常、ナンバープレートの紛失そのものに対する罰則はありませんが、以下の点に注意が必要です。
- 放置したまま運転した場合は、道路運送車両法違反に問われる可能性があります。
- 盗難の可能性がある場合、被害届の提出が求められることがあります。
今回のように「落し物」として届けられている場合は、違反の扱いにはならず、紛失物の返還手続きとなります。
ナンプレが外れた原因と今後の対策
ナンバープレートの脱落には以下のような原因が考えられます。
- ネジの緩み
- 台風などの強風
- 駐輪中の接触事故
定期的に取り付けネジの確認を行い、ネジが劣化している場合は交換を検討しましょう。市販されている「盗難防止ボルト」などを活用するのもおすすめです。
紛失した場合の届け出と再交付の流れ
ナンバープレートを紛失した際には、市区町村の役所(軽自動車税の窓口)での再交付が必要です。手続きには以下の書類が必要です。
- 標識交付証明書
- 印鑑
- 本人確認書類
- ナンバー紛失届(警察に届けた旨が記載されたもの)
再交付には300円程度の手数料がかかる場合があり、地域によって異なるため事前に確認しましょう。
まとめ
ナンバープレートの紛失は誰にでも起こり得るトラブルですが、警察署での受け取りは必要な手続きを理解しておけば難しいものではありません。警察では主に所有者確認のための質問がなされ、問題なければスムーズに返還されます。今後のためにも、取り付けの点検や盗難対策をしっかり行いましょう。


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