上海を代表する観光名所・豫園(よえん)は、美しい中国庭園と伝統建築、そして夜になると幻想的に輝くライトアップが魅力のスポットです。本記事では、豫園のライトアップを観賞するために必要な入園時間や観覧方法について詳しく解説します。
豫園とは?基本情報と営業時間
豫園は明代に築かれた古典庭園で、池やあずまや、回廊が美しく配置された歴史的文化財です。現在は一般に公開されており、有料で庭園内に入園することができます。
通常、豫園の入園時間は8:30〜16:30(最終入園16:00)となっており、ライトアップを見るにはタイミングが重要です。
ライトアップは「豫園商城」エリアで楽しめる
多くの観光客が混同しやすいのが、庭園内部(有料区域)と、周囲の商業エリア「豫園商城(豫園商場)」です。実際に華やかなライトアップが施されるのは、この豫園商城エリアであり、入場料は不要です。
このため、庭園の営業時間終了後でも、商城の夜景やライトアップは十分に楽しむことができます。
16:00の最終入園の意味とは?
「16:00最終入園」とは、あくまで有料エリアである豫園庭園の中に入るための最終受付時間です。ライトアップは基本的に庭園内ではなく、周囲の建物や橋、通りに設置されているため、16:00を過ぎても観賞可能なスポットがたくさんあります。
特に、九曲橋(きゅうきょくきょう)や湖心亭(こしんてい)周辺は人気の撮影スポットで、夜になると赤提灯や伝統建築が美しく照らされます。
おすすめの観賞スポットと時間帯
ライトアップは日没後に点灯し始め、18時〜21時ごろが最も見頃です。以下のスポットは特に人気があります。
- 九曲橋と湖心亭:池に映る光が幻想的。
- 豫園商城メインストリート:提灯やネオンがきらびやか。
- 豫園商城南門(仰光路側):入口からの景観も圧巻。
カメラ好きな方には、日が沈む直前の「マジックアワー」から訪れるのがおすすめです。
ライトアップの時期とイベント情報
通常時でも毎晩ライトアップはありますが、旧正月(春節)や中秋節の時期は特に華やかなイルミネーションやランタンイベントが開催されます。
春節時期(1月下旬~2月)は「豫園ランタンフェスティバル」として大規模な装飾が施され、多くの観光客でにぎわいます。夜間のみ営業延長されることもあるため、公式情報をチェックしましょう。
まとめ:豫園のライトアップは入園しなくても楽しめる
結論として、豫園のライトアップを見るには、庭園の入園時間である16:00までに入る必要はありません。主なライトアップエリアは「豫園商城」にあり、無料で観賞可能です。
幻想的な夜の上海を味わいたい方は、ぜひ日没後に豫園エリアを訪れてみてください。夜の上海観光を彩る絶好のフォトスポットとして、思い出に残る一夜となることでしょう。


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