最近SNSやショート動画で話題となっている“溶ける水着”を使ったドッキリ動画。プールに入った男性の水着が溶けてしまい、本人が驚いた様子を見せるという内容が多くの再生回数を集めています。こうした動画は本当にリアルに撮影されたものなのでしょうか?その仕組みと実情に迫ります。
“溶ける水着”とは?仕組みは本当に存在する?
実際に“水に溶ける素材”は存在します。たとえば「PVA(ポリビニルアルコール)」と呼ばれる素材は水溶性で、一定時間水に触れると徐々に溶解します。この素材は本来、洗剤のパックや医療用フィルム、使い捨て製品などに使われている安全な素材です。
近年この技術を応用した“いたずら用”の水着や下着が海外通販サイトで販売され、ドッキリグッズとして人気を集めているのも事実です。ただし、耐久時間や素材の厚みなどによりすぐに完全に溶けるわけではなく、意図的に加工された衣類である可能性が高いです。
ドッキリ動画は本当に“ガチ”か?
多くのショート動画は一見リアルに見えますが、そのほとんどは演出を含んだ“エンタメコンテンツ”です。つまり、出演者には事前にある程度知らされていた、または“ヤラセ”として演技をしている場合が非常に多いです。
その理由の一つとして、プールで実際に衣類が完全に溶けて“裸になる”ような事態が起きると、映像のプラットフォーム側のガイドライン違反になるため、肌の露出はモザイク処理やカット編集が入っていることがほとんどです。
実際に販売されている“いたずら水着”の特徴
ネット上では「prank dissolving swim trunks」などの名称で、海外のECサイトやジョークグッズ専門店で販売されています。価格帯は30〜80ドル前後とやや高額で、1回使い切りタイプです。
また、商品レビューには「完全には溶けない」「タイミングを調整しないと自然に見えない」といった評価も多く、ドッキリ動画のように“完璧に衣類が消える”シーンは編集された演出の可能性が高いことが分かります。
プライバシーと法律上の注意点
こうしたドッキリが仮にリアルで行われた場合、本人の許可なしで撮影・公開するとプライバシーの侵害や名誉毀損に該当する恐れもあります。たとえ自宅プールでの撮影であっても、演出であることを明示し、関係者全員の同意を得て撮影することが必要です。
また、公共の場で行った場合には公然わいせつ罪に該当する可能性もあるため、冗談では済まされません。
まとめ:ドッキリ動画は“エンタメ”として楽しむのが正解
ネットで話題の“溶ける水着”ドッキリは、実在する素材を使ったアイテムを元にしているとはいえ、多くは編集や演技を含んだエンターテインメント動画です。現実に“裸になる”ような事態が起きているわけではなく、視聴者としてはその点を理解したうえで楽しむことが大切です。
過度な演出やセンシティブな内容には注意しつつ、安全に楽しめる範囲でユーモアを味わいましょう。

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