初めての海外旅行でバリ島を訪れる方にとって、インドネシアルピア(IDR)への両替は気になるポイントのひとつです。この記事では、日本出発前とバリ島現地での両替のメリット・デメリットを比較しながら、最も安心かつお得な両替方法をご紹介します。
日本の空港で両替するメリット・デメリット
日本の空港(成田・羽田・関空など)では、日本円からインドネシアルピアへの両替が可能です。安心・確実な方法ではありますが、為替レートが割高であることが一般的です。
例えば、同日のレートで比較すると、現地の優良両替所と比べて10~15%ほど損をするケースがあります。到着直後の交通費やチップ程度の少額(2,000~3,000円分)だけを両替しておくのが無難です。
バリの空港での両替は便利?
デンパサール国際空港(ングラ・ライ空港)内にも両替所があります。到着直後にすぐ両替できるのは便利ですが、空港内の両替レートもやや不利な傾向があります。
ただし、空港の両替所は正規業者が運営しており、安全性は比較的高いです。大金を持ち歩きたくない方や、ホテルまでのタクシー代が心配な方には便利な選択肢です。
バリ市内の正規両替所を活用する
最もレートが良いのは、バリ市内(クタ、レギャン、スミニャックなど)にある正規両替所です。特に「PT. Central Kuta」や「BMC Money Changer」などの評判の良い両替所はレートが良く、安心して利用できます。
実例として、2025年6月時点で日本の空港では1円=80ルピアだったのに対し、中央クタでは1円=90ルピア程度のレートが提示されていました(変動あり)。
注意すべき両替トラブルと対策
バリ島には、正規店を装った悪質な両替所も存在します。極端に良いレートを提示している店舗は避けるのが鉄則です。また、両替後は必ずその場で現金を数え、不足や偽札がないか確認しましょう。
おすすめは、銀行併設型やセキュリティスタッフが常駐している店舗です。口コミを確認するのも有効な手段です。
その他の選択肢:国際キャッシュカードやクレジットカード
都市部ではATMで国際キャッシュカードが使えます。両替の手間が省けて便利ですが、ATM手数料(数百円~)と為替手数料がかかる点に注意が必要です。
また、クレジットカードの海外キャッシングを利用し、帰国後にネット返済すれば比較的レートが良くなるケースもあります。短期旅行者には有効な方法です。
まとめ
バリ島で最もお得に両替するには、市内の正規両替所を利用するのがベストです。ただし、到着直後の交通費や不測の事態に備え、日本または空港で少額を両替しておくと安心です。安全性とコストのバランスを考え、賢く両替プランを立てましょう。


コメント