パスポート申請時の受付票に記載された二次元コードとは?仕組みと注意点をわかりやすく解説

パスポート

パスポート申請時に渡される「受付票」には、申請情報の確認や受け取り時の照会などに利用される「二次元コード」が記載されていることがあります。しかし、いざスマートフォンなどで読み取ろうとすると「QRコードなのに情報が出てこない」と困惑する方も少なくありません。この記事では、受付票の二次元コードの正体や読み取り時の注意点を詳しく解説します。

二次元コードとは何か?QRコードとの違い

一般的に「二次元コード」というと、QRコードを思い浮かべる人が多いかもしれません。実際、パスポート申請に使われる受付票にもQRコードが印刷されています。

このQRコードは、「申請番号(受理番号)」や申請者の識別情報を埋め込んだ形式で、主に窓口やシステム端末での照合に使われます。そのため、スマホで読み取っても人間にとって意味のある情報(住所や氏名など)が表示されるわけではありません

読み取り結果に出る「受理番号」は正しい動作

スマートフォンで読み取って「受理番号しか出てこない」と感じる場合、それはQRコードの仕様通りの動作です。受理番号は、パスポート申請の進捗を管理するためのキー情報で、照会や受け取りの際に使用されます。

このコードが示すのは、オンライン照会ページに自動入力するためのIDだったり、窓口端末に読み込ませるための情報に過ぎないため、個人情報や申請の進捗状況などは表示されません

受付票に二次元コードがない場合

自治体や窓口によっては、受付票にQRコード(=二次元コード)が印刷されていない場合もあります。その場合でも、手書きや印字された「受理番号」があれば、問題なく申請状況の照会は可能です。

なお、古い様式の受付票ではQRコードが採用されていないこともあるため、二次元コードが見当たらない場合でも慌てずに受理番号の確認をしておきましょう。

パスポート申請状況を確認する方法

QRコードを読み取っても進捗がわからない場合は、各都道府県のパスポートセンターが提供している「申請状況確認ページ」を利用するのが便利です。

このようなページでは「受理番号」と「誕生日」などを入力して申請状況を確認できます。QRコードが読み取れなくても問題ありません。

まとめ:QRコード=二次元コードであるが内容は限定的

パスポート申請受付票に記載されている「二次元コード」は一般的にはQRコードの形式をしていますが、その中に含まれているのは申請管理用の受理番号など限定的な情報です。スマートフォンで読み取っても詳細な情報が表示されないのは正常な仕様であり、特にトラブルではありません。

二次元コードが見つからない場合でも、受理番号さえあれば申請状況の確認やパスポート受け取りには支障はありません。必要に応じて、各パスポートセンターの公式サイトを活用してみてください。

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