サンライズ出雲・瀬戸のツイン利用ガイド：子連れ旅行での切符購入と注意点

寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」は、東京と岡山・出雲市間を結ぶ人気の夜行列車です。特に「サンライズツイン」は2人用個室で、小さな子どもと一緒に旅をしたい家族に人気です。本記事では「大人1人＋3歳児」でサンライズツインを利用する際の切符の買い方と注意点について詳しく解説します。

サンライズツインとはどんな設備か？

サンライズツインは、ベッドが2台並んだ2人用の個室寝台です。完全な個室構造でプライバシーも保たれ、親子連れでも安心して過ごせる空間です。

個室内には照明・コンセント・テーブル・ハンガーなどの設備があり、3歳前後の子どもでも快適に過ごせるスペースがあります。

3歳児は基本的に運賃・料金ともに無料ですが、大人の同伴が条件です。ただし、寝台を1つ占有する場合は、子どもでも寝台料金が必要になります。

たとえば、サンライズツインを大人1人で予約して3歳児と一緒に寝る場合は、大人分の運賃＋特急券＋寝台券のみでOKです。子ども分の寝台を別に使わせるなら、寝台料金も必要です。

例として、「東京 → 岡山」をサンライズツインで利用する場合、大人1人＋3歳児1人で以下のように切符を揃えます。

このように、寝台を共有する場合は、子どもの切符は必要ありません。

サンライズの寝台券は、乗車日の1ヶ月前の午前10時から発売されます。ツインは人気が高いため、なるべく早く予約するのが鉄則です。みどりの窓口、または一部のネット予約サービス（えきねっと等）で購入可能です。

駅員に「大人1名＋3歳児でツインを利用したい」旨を伝えると、適切な切符を案内してもらえます。ネット予約の場合は、大人1名分のみで購入し、備考欄や当日口頭で子ども同伴を伝えるとスムーズです。

ツイン個室は静かで快適な空間ですが、防音性は完璧ではありません。3歳児が騒いでしまうと周囲の迷惑になる可能性もあるため、絵本・おもちゃ・お菓子などで静かに過ごせる工夫をしましょう。

また、寝台列車は車内販売がないため、必要な飲食物は事前に準備しておくのがベストです。

サンライズツインを大人1人＋3歳児で利用する場合は、大人分の乗車券・特急券・寝台券を購入すれば基本的に問題ありません。子どもが寝台を使うかどうかで料金の有無が変わるため、寝台を共有する前提で予約することが大切です。

快適で思い出に残る寝台列車の旅を楽しむために、準備は早めに、そして丁寧に行いましょう。