オーストラリア旅行の準備中、ETA(Electronic Travel Authority)アプリで申請を途中で中断し、再開しようとしたらパスコードを忘れてしまった…。そんなトラブルに直面したときでも、焦らず適切な対処をすれば再申請は可能です。本記事では、ETAアプリのパスコードを忘れた際のリカバリ方法や、再申請の具体的な手順についてわかりやすく解説します。
ETAアプリの仕組みとパスコードの重要性
オーストラリアETAアプリは、観光や短期のビジネス渡航者がETAビザを申請できる公式アプリです。利用には、ユーザー個別のパスコード設定が必須であり、申請進行中の情報もそのパスコードと端末に紐づいて管理されています。
このため、パスコードを忘れた場合は、端末から申請情報にアクセスできなくなり、再インストールしてもデータが復元されない仕組みとなっています。
パスコードを忘れた場合の解決策
残念ながら、アプリには「パスコードを忘れた場合」の復旧手続きは用意されていません。公式FAQでも案内されている通り、新しい端末もしくは再インストール後のアプリで新規に申請をやり直すのが唯一の解決策です。
再申請はアプリ上で簡単に行えます。過去に申請したことがあっても、新しい情報で再申請すれば問題なく処理されます。ただし、同じパスポート番号で複数のETA申請が重複しないよう注意が必要です。
再申請の具体的なステップ
- ETAアプリを再度インストール
- アプリ起動後に新たなパスコードを設定
- 必要な情報(パスポート情報、顔写真、滞在目的など)を再入力
- クレジットカードでの支払い(AU$20程度)
- 申請完了後、24〜72時間以内に結果が通知される
ETAはオンラインで申請完了するため、郵送や窓口対応は不要です。出発まで1週間ある場合は、十分に間に合うスケジュールです。
申請がうまくいかないときの相談先
再申請でエラーが出たり、過去の申請と重複扱いになった場合は、オーストラリア移民局の公式問い合わせフォームからサポートを受けることができます。
英語でのやり取りになりますが、自動翻訳機能付きのブラウザを使えば比較的スムーズに対応可能です。
今後に備えて:パスコードの管理方法
次回以降、こうした事態を防ぐためには、以下のようなパスコード管理方法を活用すると便利です。
- スマホのパスワードマネージャーを使用する
- 紙のメモに控えて保管
- LINEの「自分だけのノート」など、非公開チャットに記録
パスコードを失念するとすべてがやり直しになるため、申請時にしっかり管理することが大切です。
まとめ
オーストラリアETAアプリでパスコードを忘れた場合、残念ながら復旧手段はなく、再インストールと再申請が必要になります。出発までに1週間以上の余裕があれば、正しい手順で再申請すれば間に合います。今後の旅行にも備えて、パスコード管理には工夫をしておきましょう。


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