韓国・ソウルでのタクシー利用は旅行者にとって便利な移動手段の一つですが、言葉の壁や配車方法に不安を感じる方も少なくありません。この記事では、現地で人気の配車アプリや深夜帯の利用方法など、安心してソウルのタクシーを使うための実用的な情報を紹介します。
韓国で主流の配車アプリ「カカオT(旧カカオタクシー)」
ソウル市内で最も広く使われている配車アプリが「カカオT」です。韓国国内の多くのタクシーと提携しており、目的地の入力から支払いまでアプリで完結します。
カカオTは基本的に正規のメーター制タクシーと提携しているため、ぼったくりの心配は少ないですが、英語対応が限定的なので日本語の事前学習や翻訳アプリを併用するのがおすすめです。
カカオT以外に使える配車アプリは?
カカオTのほかに韓国で利用できる配車アプリには「UT(旧Tada)」があります。UTは韓国版Uberで、英語対応が整っている点が初心者にとって安心です。
ただしUTのサービスエリアや車両数はカカオTに比べると限定的で、特に観光地以外の地域では配車できないケースもあるため、サブ的な使い方がよいでしょう。
深夜のタクシー配車は可能か?
ソウルでは深夜でもタクシーの配車は基本的に可能です。特にカカオTは24時間稼働しており、観光地や市街地であれば、終電後の時間帯でも比較的すぐに配車されます。
ただし週末や雨天時には混雑するため、「スマート配車(優先手配)」機能を利用して追加料金を支払うことで確実にタクシーを手配する方法もあります。
配車時の注意点と安全対策
配車アプリで呼んだタクシーのナンバーは必ず確認しましょう。乗車前に車体ナンバーと運転手の名前を確認できるので、間違って別のタクシーに乗ってしまわないよう注意が必要です。
また、目的地の住所はハングルだけでなく英語・日本語も登録可能ですが、Googleマップのピンを併用することでより正確に伝えられます。
支払い方法とチップの文化
カカオTやUTではアプリ内決済が一般的で、クレジットカード登録があれば現金不要です。現地のタクシーでも多くがカード対応しており、日本のクレジットカードも利用できます。
韓国ではチップの習慣がなく、追加料金を払う必要はありません。料金はメーター通りでOKです。
まとめ:アプリ選びと基本ルールを押さえて快適な移動を
ソウルでのタクシー利用はカカオTを中心に、アプリの活用と事前準備をしておけば初心者でもスムーズです。深夜の移動も可能で、観光やショッピングの拠点から宿泊先までのアクセスにとても便利です。
安全で快適な滞在を実現するためにも、この記事で紹介したポイントをぜひ活用してみてください。


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