近年、イギリスへの短期渡航にはETA(Electronic Travel Authorisation)と呼ばれる新たな制度が導入されました。2024年から段階的に対象国が拡大しており、日本国籍者も対象となる予定です。特に14歳の未成年が3週間程度の短期留学を計画している場合、渡航前にしっかりと申請の流れを把握しておくことが大切です。
ETAとは?どのような制度かを知ろう
ETAは、イギリス入国の前にオンラインで取得する必要がある電子認証制度です。これはアメリカのESTAやカナダのeTAと似た形式で、観光・短期留学・ビジネスなどを目的とした入国者が事前に許可を得るものです。
申請が承認されると、渡航者のパスポート情報と紐づけられ、イギリス入国時に提示は不要になります。ただし、14歳などの未成年者が申請する場合、親権者や保護者が手続きを代行する必要があります。
ETAの申請に必要なもの
- 有効なパスポート(日本国籍であり、入国予定日から6か月以上の有効期間があるもの)
- クレジットカードまたはデビットカード(申請料金の支払い用)
- メールアドレス(申請結果の通知用)
- 顔写真のアップロード(アプリを通じて自撮り写真を提出する形式)
ETA申請は、イギリス政府公式のETA公式サイトもしくは公式アプリ(iOS/Android)を使って行います。
14歳の未成年による申請時の注意点
14歳などの未成年者が申請する場合、保護者のサポートが不可欠です。申請の際には、以下の点に特に注意してください。
- アプリを使用する場合、保護者のスマホを使って顔写真の登録を行う
- 渡航者本人(未成年)の名義でパスポート・メールアドレスを入力するが、保護者の連絡先を併記できる項目には必ず記入
- ETA承認後は、本人のパスポートと申請IDを控えておく
また、短期留学の場合は学校側から受け入れ証明書が発行されることが多く、入国審査時に提示を求められる可能性もあるため、プリントアウトして持参しておきましょう。
申請から承認までの流れ
- ETA公式サイトまたはアプリにアクセス
- アカウントを作成(メール認証が必要)
- 顔写真をアップロード(アプリでは自撮り形式)
- 必要情報を入力
- 支払い(1人あたり約10ポンド)
- 最大72時間以内に結果が通知される(多くの場合は数時間で通知)
ETAは2年間有効で、期間中は何度でも渡航が可能です。ただし、1回の滞在は最大6か月までです。
ETA申請に関するトラブルを避けるために
未成年のETA申請では、以下の点に気をつけてください。
- 代理申請時の入力ミスに注意(パスポート番号や生年月日など)
- 申請後72時間以内に結果が届かない場合は、必ず迷惑メールフォルダも確認
- ETAが却下された場合でも、別途短期留学ビザの取得が可能
また、留学エージェントや学校がサポートを提供している場合は、事前に確認しておくと安心です。
まとめ
イギリスへの短期留学では、ETAの申請が必須となります。特に14歳などの未成年の場合は、保護者が正確にサポートすることが鍵です。必要な書類や写真を事前に用意し、余裕を持って手続きを進めましょう。安心して留学を迎えるためにも、ETA制度をしっかり理解して備えておくことが大切です。


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