大阪の女子高生に人気のスポットは？ユニバと万博公園を比較してみた

大阪といえばUSJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）が定番の観光スポットですが、近年では万博記念公園を訪れる若者も増えてきました。特に女子高生の間で「ユニバより万博の方が楽しい」という声も聞かれるようになっています。この記事ではその背景を探りつつ、両スポットの魅力を比較していきます。

ユニバに行き慣れた女子高生たちの“次の遊び場”

大阪に住む女子高生たちは、友達とユニバに何度も行くことが一般的で、「行き慣れてしまった」「いつも混んでる」といった声が出始めています。非日常的な体験が“日常”になると、新しい刺激を求めるのは自然な流れです。

その一方で、「落ち着いた雰囲気でのんびり過ごせる」「写真が映えるスポットが多い」として万博記念公園が人気を集めています。

太陽の塔や自然文化園などフォトスポットが豊富な万博公園は、SNS世代の女子高生にぴったり。特に春や秋には花が美しく、カフェやベンチでリラックスする様子がInstagramでも頻繁に見られます。

また、季節ごとのイベント（例：桜まつり、イルミナイト万博など）も定期的に開催され、リピーターも多く存在します。

ある高校2年生の女子は「ユニバは好きだけど、最近は人が多すぎて疲れる。万博は芝生で友達とピクニックできるし、写真も撮れるから好き」と話します。別の生徒も「万博はちょっと大人な感じがして落ち着ける」と言います。

“人混みから少し離れて、ゆったりした時間を楽しみたい”というニーズに応えているのが万博公園なのです。

若い世代は流行に敏感で、ひとつの場所にとどまらず次々と新しい場所を探します。その中で万博公園が注目されているのは、トレンドが“体験”から“共感と記録”に移っていることも背景にあります。

例えば、TikTokでの万博動画やInstagramでの太陽の塔との自撮りが「かわいい」と拡散されるなど、「人に見せたくなる空間」としての魅力が人気を後押ししています。

ユニバと万博公園は、それぞれ異なる良さがあります。ユニバは刺激的なエンタメ体験が魅力で、万博は落ち着いて楽しめる癒しのスポット。女子高生たちの中でも“その日の気分で選ぶ”というように、どちらも愛されているのが現状です。

今後もこうした「若者の遊び場トレンド」に注目していきたいですね。