韓国の高速鉄道KTXは、ソウルから釜山までを最速でつなぐ便利な交通手段として多くの旅行者に利用されています。特に観光客の間で座席の選び方に迷う方も多く、「7号車が混雑しているのはなぜ?」という疑問を持つ方も少なくありません。今回はその理由を含め、KTXの座席選びや車両の特徴について解説します。
KTXの基本構造と車両の特徴
KTXは通常、20車両編成のKTX-1型と、18車両編成のKTX-山川(サンチョン)型があり、それぞれ車両番号によって乗車口の位置や座席のタイプが異なります。
一般的に車両番号が中央に近い号車(例:7号車、8号車)は、駅のホーム中央に位置することが多く、エスカレーターや階段へのアクセスが良いため人気です。
なぜ7号車が人気なのか?
ソウル駅や釜山駅のような大規模駅では、中央改札から近い号車(6号車〜9号車)がホーム中央に停車するため、改札からの移動距離が短く、乗降がしやすいというメリットがあります。
また、7号車は通常、一般室の中でも快適な位置にあるため、揺れが少なく静かであるとされており、リピーターにとっても選ばれる傾向があります。
座席の選び方とおすすめ車両
快適性を重視したい方は、特室(日本でいうグリーン車)である1号車〜3号車を選ぶとよいでしょう。シートが広く静かな環境で過ごせます。
一方、費用を抑えつつアクセスのしやすさを重視するなら、6〜9号車あたりの一般室がバランスの取れた選択肢となります。
オンライン予約時の注意点
韓国の旅行サイト「コネスト」や公式の「Korail」サイトから事前に座席予約が可能です。座席選択画面では車両番号と空席状況が表示されるので、目的に合わせて選びましょう。
また、混雑時期(週末・祝日・連休)には中央の号車から順に埋まっていく傾向があるため、早めの予約がおすすめです。
旅行者の体験談から見る人気車両
過去にKTXを利用した旅行者の声では、「7号車を選んだら改札からすぐで便利だった」「釜山到着後もエスカレーターまで近くて移動がスムーズだった」といった感想が多く見られます。
また、「10号車より後方の車両だとホーム端までかなり歩くことになった」との声もあり、特に荷物が多い場合は中央付近の車両が便利です。
まとめ|座席選びで快適なKTX旅を
KTXでの移動を快適にするには、車両の位置や設備に注目して座席を選ぶことが大切です。特に7号車はアクセス性と乗り心地のバランスが良く、多くの旅行者に支持されています。初めての韓国高速鉄道の旅でも、目的や行動スタイルに合った車両選びをすることで、より快適な移動が実現できます。


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