海外への修学旅行が迫る中、お子さまのパスポート申請について不安を感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。特に初めてパスポートを作る場合や、マイナンバーカードをまだ持っていないケースでは、必要な書類や手続きの流れをきちんと把握しておくことが大切です。
未成年者(16歳)のパスポート申請はどうする?
16歳の未成年者がパスポートを申請する際は、保護者の協力が必須です。申請書の記入・署名・同行など、成人と異なる点がいくつかあります。
なお、親権者の署名が必要であり、子ども本人も申請窓口には同行する必要があります。
オンライン申請にはマイナンバーカードが必要?
オンラインによるパスポート申請は2023年から一部自治体で開始されていますが、本人名義のマイナンバーカードが必須です。したがって、16歳のお子さまがマイナンバーカードを持っていない場合、オンライン申請は利用できません。
このため、通常通りの窓口での申請が必要になります。
窓口申請で必要な書類一覧
- 一般旅券発給申請書(10年または5年用)
- 戸籍抄本または謄本(発行日から6か月以内)
- 本人確認書類(学生証や健康保険証など)
- 写真(規格に合ったもの)
- 法定代理人の本人確認書類(運転免許証など)
- 申請者(子ども)および親権者の署名
窓口によっては追加書類が必要な場合もあるため、必ず事前に自治体のパスポートセンターに確認しましょう。
発給までにかかる日数とスケジュール感
多くの自治体では、パスポートの発行に通常7営業日前後を要します。繁忙期や祝日を挟むとさらに遅れる可能性があるため、最低でも出発の2週間前までには申請を済ませるのが理想です。
写真撮影や戸籍の取り寄せなどを含めると、全体で約1週間程度の余裕を持って動き始めると安心です。
マイナンバーカードなしでもできること
マイナンバーカードがなくても、本人確認ができる書類があれば問題ありません。健康保険証+学生証、もしくは住民票+顔写真付き証明などの組み合わせで代用可能です。
ただし、申請者本人が16歳であるため、親権者の同行および署名は不可欠です。
まとめ|今からでも間に合うパスポート申請
お子さまのマイナンバーカードがなくても、パスポート申請は可能です。ただしオンラインではなく、窓口での対応となるため、必要書類の準備と自治体の受付時間をしっかりチェックしましょう。
早めに準備を進めて、安心して修学旅行を迎えられるようにしましょう。


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