静岡県小山町から山中湖方面、さらに神奈川方面へと抜ける際、観光やドライブで利用されることの多い「道志みち(国道413号)」ですが、山中湖手前の平野交差点を経由せずにショートカットできるルートとして、山梨県道729号線から国道413号線へ抜ける道が注目されています。この記事では、その抜け道の状況や注意点を詳しく解説します。
県道729号線とはどんな道?
山梨県道729号線(山中湖小山線)は、富士山麓の自然に囲まれた地域を通る道路で、比較的交通量は少なめですが、観光地へのアクセス路として利用されることがあります。県道といっても一部は山道に近い区間があり、地元住民や慣れている人が使うルートです。
全体的には舗装された道ですが、カーブが多く見通しの悪い区間もあるため、初心者ドライバーには少しハードルが高いかもしれません。
729号から413号への抜け道の現状
山中湖の平野交差点まで出ずに、県道729号線から直接道志道(国道413号)に抜ける道は確かに存在します。代表的なのは、「忍野村二十曲峠方面」や「平野から道坂トンネルを経由するルート」です。
これらの道は、一部が狭隘(きょうあい)区間となっており、普通車同士のすれ違いはギリギリ、もしくはどちらかが待避所で待つ必要があるような場所もあります。Googleマップでは道幅まではわかりにくいため、地図上で「山中湖親水公園」より東へ伸びる林道風の道には注意が必要です。
ドライブ経験者の声から見る注意点
実際にこのルートを利用した人の声によると、「すれ違いができないわけではないが、対向車が来たら焦る道幅」という意見が多く見られます。また、ナビが近道としてこのルートを案内することもあり、観光シーズンには知らずに入り込む車も増えています。
夜間や天候の悪い日(霧・雨・雪など)は特に視界が悪くなるため、地元民以外は避けるのが無難という評価もあります。
より安全な代替ルートの紹介
安全を優先するなら、山中湖の平野交差点まで進んでから国道413号に入るルートが最も推奨されます。多少の遠回りにはなりますが、整備された広い道で安心して走行できるうえ、景色も美しいためドライブの満足度も高いです。
特に休日の午前中や連休時は交通量が増えるため、狭い抜け道を選ぶよりも主要道路を選んだほうがトータルで時間短縮になることもあります。
地図アプリの使い方と現地確認のすすめ
Googleマップを使う際は、「航空写真」や「ストリートビュー」モードを併用することで、より現実的な道幅や景観が確認できます。ただし、山間部はストリートビュー非対応の場合もあるため、国土地理院の地図やドライブ系のYouTube動画なども活用するとよいでしょう。
また、実際にルートを試す際は、日本道路交通情報センター(JARTIC)などで通行規制や工事情報を事前に確認しておくことも重要です。
まとめ|道志みち方面への抜け道は計画的に選ぼう
山梨県道729号線から道志道への抜け道は確かに存在しますが、道幅が狭く慣れないドライバーにはややリスクがあります。安全性と快適さを考慮するなら、山中湖平野交差点を経由するルートが最も安心です。ナビに頼りすぎず、現地情報や地図を複合的に活用して、無理のないドライブプランを立てましょう。


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