ANA(全日本空輸)の国内線をネット予約したあと、「搭乗券が発行できない」と戸惑う方も少なくありません。今回は、ANAの国内航空券を予約・購入したのに搭乗券が取得できない理由や、その対処法について詳しく解説します。
ANAの搭乗券とは?まずは仕組みを理解しよう
ANAでは、従来の紙の「搭乗券(ボーディングパス)」の代わりに、スマートフォンやPCで表示する「eチケット(eチケットお客様控)」や「2次元バーコード」を使用することが主流です。
搭乗券=空港で発行されるもの、というイメージを持つ方も多いですが、実際には搭乗の前にチェックイン(手続き)を済ませておく必要があります。
搭乗券が発行できない主な原因とは?
- ① チェックインをしていない:ANAでは搭乗日の24時間前から、Webまたはアプリでオンラインチェックインが可能です。これを行わないと搭乗券は発行されません。
- ② 支払いが完了していない:一見予約が済んでいるように見えても、決済エラーや期限切れで支払いが完了していないと、搭乗手続きが進められません。
- ③ 登録情報の不備:名前のスペル間違いやパスポート情報(国際線)、連絡先の入力漏れがある場合もエラーになります。
- ④ ANAアプリ・サイトの不具合:一時的なシステム障害やブラウザのキャッシュ問題で、正しく表示されないこともあります。
搭乗券を取得する正しいステップ
以下の手順を踏めば、スムーズに搭乗券(2次元バーコード含む)を取得できます。
- 1. ANAマイレージクラブにログイン、または予約番号でアクセス
- 2. 予約内容を確認
- 3. 搭乗24時間前以降にWebチェックインを実施
- 4. チェックイン完了後、表示される2次元バーコードを保存
- 5. 空港ではそのバーコードで保安検査・搭乗が可能
Webチェックインのやり方(PC・スマホ)
ANA公式サイトのWebチェックインページでは、予約番号・確認番号またはANAマイレージクラブ会員番号でログインし、座席指定・搭乗券の取得ができます。
スマホアプリの場合は、ホーム画面の「予約確認」から手続きできます。完了後に表示される2次元バーコードは、画面キャプチャやWalletに保存しておくと安心です。
空港で紙の搭乗券を発行したい場合
スマホやPC操作が不安な場合、空港にあるANAの自動チェックイン機(SKiPサービス対応機)または有人カウンターでも発行可能です。その場合、予約番号や身分証が必要です。
なお、混雑時や手荷物預けのタイミングでは時間がかかるため、早めの到着をおすすめします。
まとめ:搭乗券は「チェックイン後」に発行されるもの
ANA国内線では、予約・購入しただけでは搭乗券は発行されません。搭乗24時間前からのWebチェックインを忘れずに行うことで、eチケット(2次元バーコード)を取得できます。
万が一取得できない場合も、支払い状況や予約内容の確認をすれば大半のトラブルは解決可能です。安心して旅の準備を進めてください。


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