初めての海外旅行でカナダを訪れる方にとって、入国審査やeTA（電子渡航認証）に関する手続きは不安なポイントの一つです。この記事では、eTA申請後に何を準備すれば良いのか、当日の流れや必要な書類を分かりやすく解説します。
eTAとは？申請後に届くものと確認方法
eTA（Electronic Travel Authorization）はカナダに空路で渡航する際に必要な電子渡航認証です。申請が承認されると、登録したメールアドレスに通知が届きます。
承認されたeTAはパスポート番号に紐づけられるため、基本的には印刷不要ですが、承認メールのコピーを印刷またはスマートフォンで保存しておくと安心です。
入国審査当日の流れとeTAの提示
空港でのチェックイン時や入国審査では、特にeTAの紙を提示する必要はありません。航空会社のシステムやカナダの入国管理システムで自動的にeTAの登録が確認されます。
そのため、提示が必要なのは基本的にパスポートのみです。ただし、トラブルに備えてeTA承認通知を印刷しておくとスムーズです。
持ち物リスト：必須・推奨の書類
- パスポート（有効期限要確認）
- eTAの承認通知（印刷またはスマホに保存）
- 海外旅行保険証（印刷またはアプリ保存）
- 航空券（eチケットでも可）
- 宿泊先の予約確認書
- 英文の残高証明書や雇用証明書（長期滞在や不安がある場合）
これらは「入国の目的」「帰国予定の確認」「経済的信用力」の裏付けとして役立ちます。
実体験：eTA関連でトラブルにならないために
ある旅行者は、eTAが承認されていたにもかかわらず、航空会社側で情報がうまく確認できずに搭乗手続きが一時ストップしました。承認メールの画面を提示したことで無事解決したとのことです。
このように、念のためeTAの申請番号や承認通知は印刷またはPDF化してスマートフォンに保存しておくのがおすすめです。
入国審査で聞かれる可能性があること
カナダ入国時、審査官から次のような質問をされることがあります。
- 滞在期間や帰国日
- 滞在先の住所やホテル
- 訪問目的（観光・ビジネス・親族訪問など）
- 所持金の確認（口頭の場合が多い）
これらはすべて日本語で紙に書いておくか、スマートフォンのメモに記録しておくと便利です。
まとめ：準備と心構えが安心へのカギ
カナダの入国にはeTA申請が必要ですが、承認されれば基本的にはパスポートの提示だけで問題ありません。ただし、万が一のトラブルに備えて、承認通知の印刷や関連書類の用意が安心です。
必要なものをしっかり準備し、落ち着いて入国審査に臨みましょう。初めての海外でも安心して出発できるよう、この記事が参考になれば幸いです。
コメント