フェリーは国内外を問わず多くの人々に利用されており、特に車両を乗せて長距離を移動できる交通手段として重宝されています。では、実際にフェリーはどのくらいの速度で航行しているのでしょうか?この記事ではフェリーの種類ごとの速度の違いや、航行にかかる時間の目安についてわかりやすく解説します。
一般的な大型フェリーの平均速度
日本国内の定期航路で運航されている大型フェリーの多くは、おおよそ時速30km〜40km(約16〜22ノット)で航行しています。これは、安全性や燃費効率、波の影響を考慮した速度であり、あくまでも平均的な数値です。
例えば、大阪〜新門司(北九州)間を結ぶフェリーさんふらわあでは、航海距離約450kmを12時間前後で運航しています。計算上、時速約37kmに相当します。
高速船やジェットフォイルの速度
一方で、高速船やジェットフォイルと呼ばれる高速フェリーは、時速70km〜80km(約38〜43ノット)にも達します。たとえば、長崎〜五島間を運航するジェットフォイルは、約100kmの距離を1時間15分ほどで結ぶため、非常に速い交通手段として知られています。
このような高速フェリーは波の影響を受けにくく、飛行機の代替手段としても注目されています。
航路や天候により速度は変動する
フェリーの速度は、実際には航路や天候、潮流などによって変化します。特に冬季の日本海側では、荒天によって運航速度が落ちたり、欠航になるケースも珍しくありません。
また、航路によっては夜間の運航が前提となっており、わざと速度を落として航海時間を調整する場合もあります。
実例:主要航路の移動時間と距離
| 航路 | 距離(約) | 所要時間 | 平均速度 |
|---|---|---|---|
| 東京〜徳島(オーシャン東九フェリー) | 700km | 約18時間 | 約39km/h |
| 新潟〜小樽(新日本海フェリー) | 650km | 約17時間 | 約38km/h |
| 鹿児島〜奄美大島(フェリーあまみ) | 380km | 約11時間 | 約35km/h |
フェリー選びのポイント
フェリーを選ぶ際には速度も重要ですが、それだけでなく航路の景観や設備、運賃なども総合的に検討することが大切です。夜行フェリーの場合、寝台付き客室や展望風呂の有無など、旅を快適にする要素も重視されます。
また、高速船を選ぶか、ゆっくりフェリーの旅を楽しむかは、旅のスタイルや目的に応じて選ぶと良いでしょう。
まとめ:フェリーの速度を知って快適な旅の計画を
フェリーの平均的な速度は、時速30km〜40km程度であり、高速フェリーでは70km以上にもなります。移動距離と所要時間を把握することで、より計画的な旅が可能になります。
海上移動の魅力とともに、そのスピード感を理解することで、フェリーの旅がさらに楽しく、便利に感じられるはずです。


コメント