北海道と本州を結ぶ「青函フェリー」や「津軽海峡フェリー」は、観光客や地元の人にとって重要な交通手段です。しかし、海を渡る船旅と聞くと「船酔いが心配…」と感じる方も多いかもしれません。今回は、実際の揺れ具合や船酔い対策、乗船時のポイントについて詳しく解説します。
青函フェリーと津軽海峡フェリーの基本情報
青函フェリーと津軽海峡フェリーは、どちらも津軽海峡を横断する定期航路を運航しています。おおむね片道4時間前後の船旅で、深夜や早朝の便も多くあります。
船の大きさや設備は似ていますが、津軽海峡フェリーの「ブルードルフィン」などは新しい船もあり、快適性が向上しています。
船酔いは本当に起こりやすいのか？
結論から言うと、天候や体調によって船酔いのしやすさは大きく左右されます。特に津軽海峡は風が強い日もあり、波の影響で揺れが大きくなることがあります。
実際の口コミでは「冬の時期に乗ったら結構揺れた」「思っていたよりも安定していて酔わなかった」と、体感は人それぞれです。
酔いやすい人が気をつけるべきこと
以下のような対策を取ることで、船酔いのリスクを大幅に減らせます。
- 乗船前に酔い止め薬を服用（1時間前が目安）
- 空腹・満腹を避ける（軽く食べておく）
- 揺れにくい船の中央付近に座る
- スマホを見ない・読書を控える
また、波が穏やかな時間帯を選ぶことも重要です。早朝や深夜は比較的静かなことが多いです。
体験談：実際に酔いやすい人が乗ってみた結果
あるユーザーは「普段から車酔いもしやすいタイプだったが、津軽海峡フェリーのブルーハピネス号で仮眠を取りながら過ごしたら酔わずに済んだ」とのこと。
また別の方は「冬の夜に青函フェリーで函館から青森へ渡ったが、横になって寝ていたので酔わなかった」という声もあります。
フェリーの設備も安心材料に
最近のフェリーは船内設備が充実しており、横になれる座敷席やリクライニングシート、売店、トイレも清潔に整備されています。特に寝て過ごせる環境は、船酔い防止に非常に有効です。
また、比較的新しい船を選ぶと、揺れ対策や快適性が向上していることもあるため、便によって船種を調べてみるのもおすすめです。
まとめ：心配しすぎず準備をすれば快適な船旅に
青函フェリーや津軽海峡フェリーは確かに自然条件によって揺れることがありますが、事前の準備と対策をしっかりすれば、船酔いの心配は大きく軽減できます。
「揺れるかも…」と不安に思う方こそ、眠りやすい環境を選び、酔い止め薬を活用しながら快適なフェリー旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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