【徹底解説】天然温泉の湯はそのまま?加水・加温・循環の仕組みと見分け方

温泉

温泉に入るとき、「これは本当に天然温泉なのか?」「加水してる?沸かしてる?」と疑問を抱くことはありませんか?この記事では、温泉施設でよく見かける『天然温泉』の表示の意味や、そのお湯がどのように浴槽に注がれているのかを詳しく解説します。

天然温泉とは?定義と基本ルール

「天然温泉」とは、地中から湧き出る源泉を使っているという意味であり、そのまま100%源泉を使用しているとは限りません。温泉法によると、地下から湧出し、25℃以上、または特定の成分を含む水が温泉と定義されています。

つまり「天然温泉=加水・加温・循環なし」ではなく、天然成分の湧出源泉を使用していれば表示できるというわけです。

温泉の使用方法の分類

温泉施設によって、源泉の使い方には以下のようなパターンがあります。

  • 源泉かけ流し:加水・加温・循環ろ過なしで湧き出たままの温泉を使う
  • 加温あり:源泉温度が低い場合に沸かして適温にする
  • 加水あり:源泉温度が高すぎる場合に水道水などを加えて温度調整
  • 循環ろ過あり:一度使用した温泉をろ過・消毒して再利用

温泉分析表や施設の説明文を見ると、これらの使用方法が明記されているケースが多いです。

なぜ加水・加温されるのか?

日本の温泉の中には、源泉温度が40℃以下や60℃以上といった極端なものも多く、そのままでは入浴に適しません。そのため、多くの施設では快適な入浴温度に調整するために加温・加水しています。

また、湧出量が少ない温泉では、お湯を循環させることで浴槽内のお湯を一定量保っていることも。これは衛生管理上も必要な措置とされています。

良質な温泉の見分け方

「本物の温泉に入りたい!」と思ったときは、以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • 施設内にある温泉成分表(掲示義務あり)を確認
  • 「加水・加温・循環ろ過・消毒」それぞれの有無をチェック
  • 「源泉かけ流し」と書かれていれば、そのまま使用されている可能性が高い

ただし、「かけ流し」でも加温・加水されている場合もあるため、『源泉100%かけ流し・無加水・無加温』などの文言があるかどうかが重要です。

実例紹介:全国の天然温泉の湯使い方

例1:秋田・乳頭温泉郷
源泉かけ流しで有名。温度も適温のため加水・加温なしで提供されている宿が多く、本物の温泉を堪能できます。

例2:東京近郊のスーパー銭湯
地下から汲み上げた天然温泉を使用しているが、衛生管理のため循環ろ過+塩素消毒を行っている施設が多い。

まとめ:表示だけでなく、成分表と湯使いを確認しよう

「天然温泉」という表示は、必ずしも源泉そのままを意味しません。施設ごとに加水・加温・循環・消毒などの違いがあり、その組み合わせ次第で湯の個性も大きく変わります。

良質な温泉を楽しみたいなら、成分表と使用状況を見極める知識を持ちましょう。それにより、温泉の奥深い世界をより深く味わうことができます。

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