バスのドア付近の赤いランプは押せる？降車ボタンの種類と機能を徹底解説

公共交通機関である路線バスを利用していて、「あの赤いランプって押せるの？」と疑問に感じたことはありませんか？特に降車時に気になるのが、ドア付近にあるチャイム付きの赤い表示灯です。本記事では、バスの降車ボタンやチャイムの仕組みについて詳しく解説します。

バスの「降車ボタン」とは？基本機能を知ろう

路線バスでは、降りたい停留所の手前で「降車ボタン」を押すことで運転手に降車の意志を伝えます。車内のさまざまな場所に設置されており、座席横や手すり、出入口付近にも見られます。

ボタンを押すと「ピンポーン」という音が鳴り、車内の表示に「次、止まります」などの表示が出るのが一般的です。すでに誰かが押していても、再度押しても問題はありません。

ドア横に設置されている赤く光るランプは、ボタンタイプであれば押せるものが多く、実際に「降車ボタン」として機能しています。ただし、一部のバスでは装飾的な表示灯として機能しているだけの場合もあり、押しても無反応なことも。

見分け方としては、ボタン部分に「押してください」「降車ボタン」などの明記があれば押してOKです。操作が不明な場合は、車内の他のボタンを使用するのが確実です。

降車ボタンの設置や種類はバス会社ごとに異なります。たとえば、関東圏のバスでは比較的明確なボタン設置がされている一方、地方では車体や改造状況によってボタンの数が限られていることも。

また、新型のバスではタッチ式ボタンや点字対応ボタンも導入されており、誰でも押しやすい設計が増えています。見た目で戸惑うこともあるかもしれませんが、押して問題になることはほとんどありません。

バスの運転手が安心して停車準備を行えるよう、降りたい停留所の一つ手前あたりでボタンを押すのがベストです。特に混雑している時間帯や市街地では早めの意思表示が大切です。

なお、既に「次止まります」の表示が出ていれば、無理に押す必要はありませんが、押してしまっても特に問題はありません。安全と円滑な運行のための合図なので、遠慮せずに使いましょう。

まれに、運転席近くにある「呼び出しボタン」と混同する方もいますが、これは降車のためではなく、緊急時や乗務員への連絡用です。間違って押すと混乱を招くため、使用には注意が必要です。

降車ボタンは「チャイム」「降車」「お知らせ」などの表示があるので、そちらを使うようにしましょう。

バスのドア付近にある赤いランプ付きのボタンは、降車ボタンであることが多く、押しても問題ありません。ただし、すべてが機能するわけではないので、不安な場合は座席近くの明確なボタンを使うのが安心です。バスに乗る際は、早めにボタンを押して安全な降車を心がけましょう。