ETCマイレージサービスと深夜割引の現状:制度変更延期後のポイント処理と注意点

車、高速道路

ETCを利用する際に受けられる各種割引は、長距離ドライブや通勤利用者にとって大きな恩恵があります。特に深夜割引とETCマイレージサービスは混同されがちですが、それぞれの仕組みと、制度変更の影響を正しく理解しておくことが大切です。本記事では、2025年現在の最新情報をもとに、ETCマイレージ登録後の割引処理について詳しく解説します。

深夜割引とは?基本を再確認

深夜割引は、NEXCO東・中・西日本の高速道路において、午前0時~4時の間に通行すると料金が30%割引される制度です。ETC搭載車が対象で、事前登録の必要はありません。

例えば、通常料金が1,000円の区間を午前1時に通過した場合、支払額は700円となります。この割引はあくまで「支払い金額が割引される」形式です。

ETCマイレージサービスとは?仕組みの違い

ETCマイレージサービスは、対象の高速道路での利用料金に応じてポイントが貯まり、一定数貯まると自動的に無料通行分として還元される制度です。

たとえば、NEXCO3社の高速道路では、走行金額に対して10%分のポイントが付与されます。5,000円分走行すれば500ポイント(=500円分相当)となり、還元額に応じて次回以降の通行料金に自動適用されます。

深夜割引とマイレージの併用はどうなる?

深夜割引が適用された場合でも、その割引後の金額に対してETCマイレージポイントが付与されます。つまり、深夜に700円で通行すれば、その700円に対して10%分=70ポイントが加算される形です。

深夜割の分が「ポイントに変換される」ことはありません。あくまで「支払い金額は割引され」「その金額分に対してマイレージポイントが付与される」流れです。

制度改正が延期された背景と影響

2024年度に予定されていた深夜割引の制度変更(割引廃止+ポイント還元化案)は、物流業界・一般ユーザーの強い反発を受け、正式に延期が発表されました。

そのため、現時点ではこれまでどおりの「即時割引制度」が継続中であり、ETCマイレージ登録者であっても、自動的に割引価格で請求されます。

実際の適用例:誤解を防ぐために

例:深夜1時に名神高速を走行、通常1,200円の区間→深夜割適用で840円支払い。この840円に対して10%の84ポイントがETCマイレージに付与されます。マイレージ未登録の場合、ポイントは付与されません。

このように、深夜割とマイレージは両方活用できる制度であり、片方がもう一方を上書きすることはありません。

まとめ:深夜割は継続中、マイレージ登録も損なし

深夜割引の制度変更は延期され、従来通りの即時割引方式が続いています。ETCマイレージサービスに登録している場合でも、支払金額が割引された上でポイントが加算される形です。

今後の制度改正に備え、公式情報を随時チェックしつつ、現在の仕組みを正しく理解し賢く活用しましょう。

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